よくある質問
- 看護専門学校等のコースが6月開講とありますが、緊急事態が継続したり感染症が増加した時にはどうされるのでしょうか?
A.生徒の通学が困難あるいは危険な時には【双方向在宅指導】を実施致します。6月開講のゼミクラスに3月・4月中に入学された生徒には、既に宿題のチェックや教科内容の質問に対して随時スカイプ利用による在宅個別指導を実施しています。ゼミクラス指導もスカイプを利用する1クラス4名程度の授業であれば、生徒の様子も把握できますので指導の効果はあるものと考えています。
- スカイプ利用の【双方向在宅指導】なる授業は一流予備校の有名講師による映像授業の視聴とは違うのでしょうか?
A.【映像授業視聴と双方向在宅指導の違い】は、簡潔に言いますと、【講演会型授業と対話型授業の違い】に集約されます。一般的な高等学校や大手予備校が1クラス30名、40名以上の生徒に対して講義を提供するのに対しまして、1クラス5~6名までの少人数クラスでは生徒ひとりひとりの間違い、勘違いが是正しやすいですし、生徒を一人ずつ叱咤激励することも可能でございます。
- システムは少し理解しましたが、問題は講師の力量だと思います。都市部とは言えない私の地元にも高校生対象の個別指導やグループ指導の塾がたくさんあります。
個別や少人数にするために非常にたくさんの講師が必要になり、大学生や新卒のお兄さん、お姉さんが中心になっているようですが、貴校はいかがでしょうか?
A.本校の講師は高等学校や他の予備校のクラス授業を永年担当してきたベテラン講師ばかりです。各教室には昼間部1クラスと夜間部1クラスしかありません。また個別指導を受講する生徒が全教室合計しても毎年1名か2名ですので講師が不足することは絶対にございません。一人だけまだ30歳の青年講師がいますが、理学博士でもあり理系の大学でも講義を担当していますので心配はしていません。
- 私は勉強が苦手でしたのでクラス授業にはついていけないと思います。個別指導でお願いできますか?
A.個別指導はむしろ勉強が得意な生徒のためにある、と認識しています。名門高校や進学校の生徒には、膨大な量の宿題の迅速なチェックとどうしてもわからない箇所の簡潔な解説をすれば週1回の個別指導や家庭教師で十分だと思います。しかしながら、毎日の勉強の習慣も身についていないマイペースの生徒は、万が一看護学校に入学できたとしても喋りまくりの講義や地獄のような臨地実習が連続する看護学校の3年間の養成課程には耐えられません。本校はどの6名クラスにも小中学校時代から勉強で苦労した生徒が数名います。でも、将来、看護師という専門職の免許を取得して医療の現場で活躍するのだという決意に立つと、だんだんと勉強の姿勢が変わります。周囲も同じ目標の仲間ですので孤立することなく励まし合いながら学業に打ち込むようになります。来年からではなく、今年から厳しい環境に身を置いて全力疾走して下さい。どうしても対話型のクラス指導が合わない生徒は個別指導への切り替えが可能です。
- 私は文系出身で数学が苦手でした。看護学校は入試で数学の必修校が多くて困ります。
A.大丈夫です。明確な苦手意識のある生徒の方が学力の向上は確実です。看護学校の数学の問題は理工系大学の入試問題と異なり、教科書の基本概念の理解が出来ればある程度は解答出来ます。実際に都立看護に合格した社会人の生徒は文系大学出身者が多いのです。逆に英語が嫌いという自称理系の生徒には高校の中間・期末の狭い範囲の定期テストを教科書の例題と練習問題を覚えただけですり抜けてきた人がいまして、公立系や医大系の専門学校の入試問題が理解できない場合がございます。どの教科であれ、一歩ずつ着実な歩みをしていく以外に上達の方法はありません。
- 推薦入試やAO入試からの入学者は一般入試からの入学者に比べて入学後勉強面で苦労するとの話を聞きましたが本当でしょうか。
A.一般的な学部の大学入試については過去に大規模な追跡調査が実施されたことがあり、高校時代の内申書評定が良い生徒は入学後しばらくは一般入試の入学者よりも学業成績でかなわない面もあるが、やがては追いついていき追い越すことが多いとの結果が得られたと記憶しています。ただし、現在では、推薦入試の精度が高くなっている伝統校もありますが、とにかく大学の経営の為にはどのような生徒でも入学させようとする大学もかなりあるようです。看護大学や看護学校につきましては、志望校の指定校推薦の枠があなたの高校にある場合にはぜひ出願して下さい。高校時代に日々の努力を重ねてこられたご褒美を辞退する必要はございません。しかし内申書の成績が不足しましたら一般入試に向けて全力で突進して下さい。高校入試を推薦で入学された生徒はぜひとも合否のはっきりした一般入試を経験して下さい。塾や予備校に行かせてもらえたあなたが合格した為に、本来は看護師に適性がある他の生徒が涙を呑んで進路変更するかもしれません。あなたには看護学校に入学したら入学出来なかった人の無念さをも背負って勉学に励んで頂きたいと思います。
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