【歯科医師、救命士、検査技師、薬剤師、獣医師と注射】

コロナウィルスのワクチン注射を打つ【医師】と【看護師】が不足しています。全国民に一斉にやるのだから絶対に足りないと思います。厚労省は【歯科医師】は既に認めています。歯科医師は診療時には注射を実施することがあります。ただ彼らの多くが個人クリニックの開業医であることを考慮する必要があると思います。【医師法】では<医師でなければ医業をなしてはいけない>とあるようですが、【救急救命士法】では一定の条件下での注射行為は認められているとの事です。しかし、彼らも6割以上が消防署等の職員であり、本業の業務の遂行に影響が出てはなりません。【臨床検査技師】は採血の時に注射器を使用しているので慣れているはずです。ただし、液体を入れるのと抜き取るのとでは勝手が違うかも知れません。

【薬剤師】は通常は注射の行為はないのですが、薬剤に関する知識は医師よりあるかも知れません。薬学を6年間も勉強したのですから。今後は薬学部の実習に注射等の医療行為も加えることは検討に値する事かと思われます。あるいは希望者だけが研修をして<臨床薬剤師?>とか<医療薬剤師?>のような免許を新設・付与するような事も考えても良いかも知れません。国難はいつ起こるかはわかりません。錠剤、ではなくて<常在戦場>の決意も必要です。

今回は指名されませんでしたが、【獣医師】こそが常在戦場時に医療行為で活躍した歴史があるかと思います。少しの研修で即戦力になるかもしれません。

-2021年05月28日-