司法試験の予備試験は高校生でも合格、駄目なら大学・大学院へ?

司法試験はむかしは合格率が5%位だったような記憶があります。しかし最近は法科大学院で勉強してから司法試験を受験すると3分の1も合格するとの事です。これはすごい、私にも学費が払えて、年齢が一回り、否、2回り若ければ挑戦したいなあ、と思います。この高い合格率、否、高すぎる合格率に対して業界の方は低いと評価しているらしいです。他の分野に於いては大学院で修士号を取得しても研究者には採用されません。博士の学位だって、そう簡単に大学、研究機関への就職には結びつかないはずです。なるほど、司法試験に合格して弁護士になっても弁護士事務所に就職が出来ない、開業しても客が来ないという事なのでしょう。だから、教育投資の元手が取れなくなるリスクを回避するために、優秀な学生はむかしながらの一発勝負である【予備試験】の合格を目指すのですね。今でも予備試験の合格率が4%という大激戦になる理由が分かりました。

-2021年11月30日-