日本心理学会の公開シンポジウムでは、<誰一人取り残さない社会の実現のために:心理学者が考える持続可能な開発目標(SDGs):環境問題について考える>が議論されます。これは2015年の国連サミットで<持続可能な開発目標(SDGs)>が打ち出されました。これは貧困の解消、不平等の是正、気候変動対策を含む17の目標と169の項目からなる包括的なものになっています。これについて心理学会が議論をするとの事ですので、昭和の時代の心理学会、つまり心理学が時代の変遷と共に大きく変化した事を表しています。むかしは<心理科学>と呼んだりしたこともあり、自然科学を重視した手法での研究が中心でした。近年は心理学と聞けば臨床心理学をイメージする人が多いと思いますが、昭和時代は正統派の心理学は感覚・知覚、動物実験、データの統計的解析が中心でした。心理学科、教育心理学科、社会心理学科は存在しましたが、臨床心理学科はあまり聞いたことがございません。そもそも心理学専攻生は国立大では旧帝大、東京文理大(東京教育大)、広島大、私大では慶應と早稲田くらいにしかいなっかたかもしれません。心理学は社会と遊離した象牙の塔でのお勉強と思われていたのでしょう。現在では、学科の名称は多岐にわたりますが、心理学系の勉強と実習をして社会で実践、貢献されている心理学徒の数は数千人、数万人になろうとしていると思われます。
-2021年04月16日-
閑静な住宅街にある小さな民家に58匹の動物を飼育していた40代の女性が警察に逮捕されました。容疑は虐待による動物愛護法違反です。動物は犬、猫、兎、ラット、ネズミ、フェレット、鳩、ウズラ、インコ、フクロウ、輪に、トカゲ、イグアナ、蛇、亀、、、ですが、住宅街に私設の動物園を開園する予定だったのでしょうか?警官隊が踏み込んだ時には糞尿が堆積していて異臭もひどく、通常のマスクしか着用していないのでたじろいだようです。保健所には2年前から地元住民からの苦情がひっきりなしに寄せられていたとの事です。幼児・児童の虐待の場合には児童相談所にいろいろな情報が寄せられながらも職員の保身と怠慢で子供が命を落としたケースが連続しましたが、今回は警察が動いたのが功を奏しました。今回の事件で私が問題視するのは、マスコミの対応です。この動物園女について、住所、職業、氏名、年齢を公表していることです。名前にはフリガナまでふっていました。親、兄弟もいるはずです。人権問題にはならないのでしょうか?まずは精神鑑定を実施しなければならないと思います。
-2021年04月15日-
名古屋大学の研究チームが脳に出来た腫瘍が特殊な物質を分泌していること、そして尿として排出されたときに検出できることを発見しました。この微小物質はマイクロRNAと呼ばれています。今までは症状が出たりしたときに原因が脳腫瘍だと分かったとしても、かなり進行しているので手術が困難になるとの事が多かったようです。しかし、今後は健康診断の尿検査の項目に脳腫瘍の有無が加えられれば、早期発早期治療につながります。また、更なる研究が必要ではありますが、尿検査により臓器の癌の発見もマイクロRNAのパターンから可能になるとの事です。一滴の尿から大発見になったのですが、これはコロナ等のウイルスを下水から発見することに何となく似ているかと思います。
-2021年04月14日-
塙はハニワではなくハナワです。塙保己一は【群書類従】という文学全集と歴史物全集を合わせた、また、医学書も納めているから江戸時代の百科事典の役割もしたようなすごい本を著した学者です。否、実際は、本ではなく、本が印刷できる活字を作成したので印刷屋なのでしょうか?全部で3万4千ページにもなる文献集を全盲の保己一は34歳から編纂を始めて74歳までの40年間かけて完成しました。彼は埼玉県の本庄市に生まれました。この偉業を称えて塙保己一資料館を完成したのが、郷土の後輩にあたる渋沢栄一なのでした。保己一の偉業を聞いたヘレン・ケラー女史も来館して感動の言葉を残しています。<塙保己一の名前は永遠に伝わりゆくことでしょう。>
-2021年04月13日-
ある環境研究所の発表では、日本人がアジア・アフリカの森林を毎年2億7千万本も切り倒している、一人当たり平均2.2本になるとの事です。もちろん、はるばる木を切りに行く人はいないでしょう。先進国の消費者は食べ物、着るもの、住居を地元の店で買っているかもしれませんが、実は、私たちの身の回りの食べ物や品物の原料、材料は発展途上国が生産していることが多いのです。マーガリン、コーヒー豆、大豆、油、綿、材木、等々たくさんあります。これらの輸出品を生産するために途上国の業者は、まずは森林を伐採しているのです。
-2021年04月12日-
自然災害、さらに人的災害を防止なり予防なりすることが本当に可能なのでしょうか?科学技術は今後も進化・発展するでしょう。しかし、地震、津波、噴火、台風、水害、火事等を防止することは今後も不可能かと思います。どんなに科学研究費を投入しても国や公共団体の役人がどれほどの案件を提出したとしても災害は防止できないでしょう。むしろ行政などにわが身の命を預ける愚かさを恥じるべきです。災害は起きます。問題は災害時の俊敏な判断力と迅速な行動力です。教育がそして行政が力を入れるべきは【災害時行動の教育】にこそあると考えています。英語の早期教育など捨て置いて結構です。小学校、否、幼稚園、保育園、そしてまずは家庭教育で災害からわが身を守る術を指導・訓練するべきです。
-2021年04月11日-
新聞の【古賀 初優勝】との見出しで、一瞬<まさか?>、すぐに<やはり>と思いました。柔道全日本選手権大会で旭化成の古賀選手が優勝との報道記事です。先日、オリンピック柔道で金メダリストの古賀稔彦氏が、確かまだ52歳なのに亡くなられた記事を読んだばかりでしたので、まさかとは思いましたが、息子さんでした。小柄な父親のあの一本背負いは未だに鮮明に覚えています。もう少し生き延びてくれたなら息子さんの晴れ舞台が見られたかも知れません。否、父親を亡くした息子の恩返しの一念が初優勝へ驀進させてくれたのでしょう。今後の更なる活躍を期待します。
-2021年04月10日-
爬虫類愛好家が小兎を大蛇の<生き餌>として与えるとのお題の下にその一部始終をユーチューブで公開していたようです。動物愛護法違反容疑で告発されました。環境省は<生き餌を禁じる規定はないが、不必要な苦痛は虐待になる>との見解。日本動物園水族館協会は<弱肉強食、食物連鎖は自然の摂理>との見解。警察は<快楽のために動物を虐殺する事例は少なくない。鬱憤のはけ口・標的が人間に変わると凄惨な事件が起こる>との懸念。そもそも動物園は何のためにあるのか?その存在自体が不自然なような気がします。動物園の人気動物に弱肉強食はないかも知れませんが、動物園での飼育自体が動物虐待になることもあるかも知れません。ペットショップにいた兎は、この変態爬虫類男に買われて、まさか蛇に食べられる動画に出演して短い生涯を閉じるとは夢にも思わなかったことでしょう。≪俺の買った兎と蛇だから煮て食おうが焼いて食おうが俺の勝手だ≫と言いながら、<弱肉強食、自然の摂理>などを金貨玉条、金貨です、にするような人間が増えると、社会は病人、障害者、子供、老人を守れない社会に堕してしまいます。
-2021年04月09日-
私は化学も生物学も基礎知識がありません。ですが、DNAの中に遺伝子が存在するとかは聞いたことや読んだことはあります。でもDNA構成要素としての遺伝子は1%位しかないようです。遺伝子もそれ以外のガラクタ?の部分も物質的には周期表にある分子なり原子なりから出来ているのかと思います。ではなぜ、同じ人間なのにかくもいろいろな人間が存在するのかと考えてしまいます。どうやらその差異を生じさせるのは、残りのガラクタ部分にあるようです。ここに伝令係りの神経線維がいて、個々の遺伝子に動けとか止まれの命令を伝達するのでしょう。では誰が命令を発令するのでしょうか?その質問の前に、そもそも私の理解力が低くて、何か大きな誤解をしているかもしれません。高校生、否、中学生にも笑われそうです。
-2021年04月08日-
先日事務職員の募集広告を出しました結果報告です。ユメックス経由が23名、インディ―ド経由が22名の計45名の応募がありました。昨年度のカウンセラー応募者の60名には及びませんが、おそらく50名位にはなると思います。学歴、経歴、資格等りっぱな方が多いと思います。カウンセラーなら自然淘汰されますが、事務職員は違います。1名か2名の雇用なので選考にかなり疲れています。
-2021年04月05日-