歌謡詩つまり歌詞についての印象です。昭和終戦後30年間位とその後昭和末期から平成時代の歌謡詩を較べます。詩の作り出す、あるいは読み手というか歌謡なので聞き手が想像するイメージについて変化があるような気がします。昭和歌謡は客観的な情景の描写から始まりますが、平成歌謡は主観的な心情の吐露が多いかと思いました。心理学的に研究するとなれば、歌詞の単語を名詞、形容詞、動詞、感動詞、等に品詞分類して、さらに形容詞の意味で分類したりと大変になります。
-2021年04月04日-臨床アカデミーのブログ
江戸時代からワクチンを接種?
私はワクチンとかいうものは北里柴三郎博士や野口英世博士の時代からのものと思いましたが、なんと江戸時代にも実施されていました。水戸藩主の徳川斉昭は薬師、医師でもあったようです。斉昭自身の記した薬物療法の著書も残っているようです。思うに家臣にいろいろな薬を投与して様々な効能が明らかになっていったのでしょう。古今東西で疫病はいつの時代も恐ろしい病気であり、多くの人命が失われてきました。特に天然痘は奈良時代では人口の4分の1を失ったとする説もあります。斉昭はその天然痘の予防接種をシーボルトの弟子である優秀な藩医に命じました。しかし毒素を体内に入れるとの事で藩士も領民も怖気ずいている所、斉昭は実子の2名に種痘をさせました。どこかの総理大臣が風評被害の食べ物をテレビ向けに試食したのとはレベルが異なるかと思います。斉昭はワクチン接種を武士にも商人にも農民にも無料で実施しました。さらに水飲み百姓が我が子にも接種させた場合には相応の銭まで与えたとも言われています。さすがです。この徳川斉昭は徳川家最後の将軍たる徳川慶喜公の実父であります。
-2021年04月02日-男女平等国はどこ?
教育、健康、政治、経済の4種類の観点の指標から分析した世界ランキングが発表されました。156ケ国が対象です。ベストテン入りしたトップグループには、1位アイスランド、5位スエーデン、6位ナミビア、7位ルワンダ、10位スイスがあります。先進国、古豪国、大国では、11位ドイツ、14位スペイン、16位フランス、22位ポルトガル、23位イギリス、30位アメリカ、63位イタリア、81位ロシア、107位中国、120位日本、140位インド、とありました。私はヨーロッパの古豪国は余裕がある、懐が深い、すごいと思いました。西洋の価値観から見ると中国、日本、インドは世界的にはまだ新興国なのかも知れません。埼玉県内の新興私立高校が大学受験の結果という観点からは古豪・伝統校に追いついてきましたが、卒業生が社会に根を張り更に活躍するまでにはまだ時間がかかるのと何か類似点を感じました。
-2021年04月01日-