【五輪開催に反対】する人の多くはコロナ禍で危険な状況なのに大きな祭典を開催することに異議を唱えていると思います。但し、昨年からの感染症の蔓延以前から<五輪の大規模な商業化はスポーツの祭典とは言えないのではないか>という指摘はあります。また、五輪の観戦はしたいが、表彰式で<国旗が掲揚されて国歌が流れてくることに不満>を持つ人もいます。これは日本国の【国威の宣揚になり反対】との事です。かつて教職組合員の一部で実施された【日の丸闘争】のようなものの部類かと思います。現代五輪は、本来は<少数民族>、<心身障碍者>、LGBT等の<性的少数者>等々に配慮をするがゆえに【平和の祭典】と銘打つことができるのではないでしょうか?国旗・国歌反対者にも一定の配慮を示す必要はあります。今回はテレビ観戦になりますが、表彰式の場面になる前に【国旗の掲揚と国歌の演奏がございますので、ご気分を害される方はしばしチャンネルを変えて下さい。】等のアナウンスなり字幕なりを出していただきたいと思います。もちろん配慮には程度があります。冬季オリンピックで優勝した日本人選手の報道写真で彼の掲げた国旗の日の丸部分をカットしたある全国紙の写真は行き過ぎであり無礼でありました。
-2021年07月11日-臨床アカデミーのブログ
株高で年金が黒字に
公的年金を運用する独立行政法人によると昨年度の運用益が38兆円近くになり、年金の資産総額も186兆円を超えたとのおめでたいニュースがありました。年金資源というか預り金のようなものを金融市場で運用を始めて20年が経過しました。私は株式とか先物とかは、かつて短期間ですが経験があります。金の先物取引の1年間は毎日毎日心配で胃が痛くなりました。結局20~30万円の損失で済みました。<いい勉強になりました。>この年金法人の職員は国民から預かった資産を取り扱うのですから【生きた心地がしない】かも知れません。株式はいい時もあれば悪い時も多いのですから。共済年金や厚生年金を頂いている、あるいは将来頂けるエリート層(私と較べると)は不安になるかもしれません。月に5万円程度の国民年金しか見込めない自営業者等は生涯現役労働者ですから運用益の浮沈を気にしている暇もありません。
-2021年07月10日-国家公務員総合職の倍率更に低下
国家公務員総合職試験(将来の官僚選抜?)の合格者数は約1800人で試験の倍率は8倍を切ってしまったようです。国会議員から質問で使う資料の作成のために連日残業を強制されて、感謝されるどころか、仕事が遅いとか内容がわからないとか罵声を浴びせられる仕事に魅力がないのは当然かもしれません。レベルが低い国会議員のお相手は大変かと思います。こんな仕事でもなりたいと思う学生は、やはり【旧帝大系や有力私大に多い】のですね。【小さい頃からつまらない事を黙々と文句を言わずにこなす】事が得意なのだから、毎日残業のブラック企業は向いているのかも知れません。ではランキングです。東大256名、京大115名、北大80名、岡山大78名(躍進!)、早稲田77名、慶應68名(躍進!)、東工大67名、東北大65名、千葉大57名(大躍進!)、九大56名、中央56名でした。
-2021年07月09日-塾・予備校費用無償化なら格差解消か?
生徒間の学力格差は保護者の年収格差が関与しているとの主張が【教育社会学】の研究者等から出されています。曰く、進学塾や予備校等へ通学する費用が負担できない家庭の子弟は進学で不利であり、それが将来の就職等に影響を及ぼしているとの事が統計データと共に記述されていました。しかし統計グラフの縦軸因子と横軸因子は相関関係を示すものかもしれませんが、因果関係を示すとは限りません。表面的な事象の背後に隠れている潜在的な因子が決定要因になる場合もあるかもしれません。内容が抽象的ですね。私は以前私大医学部の受験予備校に勤務していました。ほとんどの家庭が開業医でした。どの生徒も小学校時代から進学塾なり補習塾に通い、家庭教師の指導も受けていました。しかしながら、高等学校の基礎的な内容が理解されていない生徒が多く、さらに小中学校の内容も分からない生徒までいました。小さな個人的な経験から何か結論を導く事は無理ですが、学力の格差の問題は根が深いことは認識しておく必要があるかと思います。
-2021年07月08日-五輪中止法案提出なら100周年に泥?
立憲・共産党は都議選での躍進の勢いに乗り、<コロナ禍で危険だから>と訴えていた【オリンピック・パラリンピックを中止する法案】を提出するのでしょうか?否決されても提出の行為自体が東京五輪から北京五輪への流れを止めないようにあちこちに根回しをしている習近平国家主席の逆鱗に触れるかも知れません。共産党100周年を盛大に祝賀しようとする習総書記の顔に泥を塗ることになるからです。日本の党幹部は北京の本部に呼び出されても絶対に行かないでください。北京の五輪終了まで幽閉されますよ。
-2021年07月06日-立憲&共産党が8議席増、100周年に花
東京都議会議員選挙の結果が判明しました。自民党が8議席増ですが、立憲&共産党の選挙共闘も8議席増につながりました。中国共産党の兄弟政党として素晴らしい花向けになったと思われます。立憲の代表には涙ぐましい努力をしている友党への感謝の気持ちが足りません。失礼な発言が多いとも思われます。もっとも万が一ですが、国政で連合政権のようなものが出来たとしても真っ先に<女性問題>や<金銭問題>で失脚させられるのは分かっているので本気になれないのかもしれません。私は【都民ファースト】は古くは【新自由クラブ】、最近では【みんなの党】の生まれ変わりかと考えています。自民党(中核部分)、公明党、共産党のような【主義・主張、綱領】を持つ【地域社会に根差した】【組織政党】を嫌い、<ふわっとした、やわらかい、こわくない、いつでも捨てられる>ような軽いタッチの政党を支持する市民層は大きな塊をなしています。今回の選挙で議席を3分の1も減らした都民ファーストですが、自民・公明と組んでも立憲・共産と組んでも議案を通過させることが可能な位置にあります。畏るべきは都知事の【小池百合子】です。プーチンや習近平もあいさつに来るかも知れません。
-2021年07月05日-手本は二宮金次郎
小学校の校庭にはまきを背負いながらも勉強する少年の石像がありました。当時の先生方はその由来も話してはくださりませんでしたが、私の脳裏には鮮明に記憶されています。もちろん江戸時代後期に活躍した【二宮尊徳】に他なりません。百姓の生まれながらも農業と学問に精を出しながらだんだんと頭角を現してゆき、ついには小田原藩家老の服部家の財政再建に成功を収めた<刻苦勉励>の人でした。【身の丈に合った生活】をしながらも生産の【余剰は貯蓄し分譲】するとの考え方を広めました。結局は<小さな積み重ねが大きな成果に結びつく>との【積小為大】の思想を体現したと思います。今、偉人の渋沢栄一が脚光を浴びていますが、むしろ、これからは二宮尊徳を手本にして健気に慎ましく生きてゆくべきかと思います。
-2021年07月04日-戸田中央病院に美空ひばりコーナー?
昭和歌謡の代名詞の【美空ひばり】の遺品が埼玉県の戸田中央総合病院に寄贈されました。いったい何の因縁かと思いましたが、病院の開業者の中村隆俊先生(93歳)が医大生時代に美空ひばりの家庭教師を3年間していたとの事です。デビュー当時から天才少女歌手ともてはやされていたようですが、彼女の母親はしっかりと基礎学力や一般教養を身につけさせたかったのでしょう。70年以上も前の話しです。ひばりさんの長男の加藤和也氏がコロナ禍で疲弊している病院職員を激励しようとして贈呈したらしいです。患者、地域の人、そしてひばりファン等誰にでも公開されます。ひばりさんもまた歌い出すのでしょうか。【♬ひとり墓場で飲む酒は、、、】
-2021年07月03日-共産楽土を恋慕した風雪の1世紀
中華人民弾圧国で【マルクス教団】100周年祭が開催されたようです。時代がかった人民服?のシュー・キンペイ国家主席が世界制覇を目論んだ大号令を発布しました。【欣求浄土】と言うよりも【現世改造】のプログラムでしょうか。やはり【科学的社会主義】、あるいはその原理たる【民主集中制】の教団は強いとしか言いようがないですね。この<科学>ですが、教祖マルクスや弟子の欧州、亜細亜の革命家は<自然科学>を想定していたのでしょうか?それとも<社会科学>、<人文科学>と捉えていたのでしょうか?後世になるほど、哲学、更に、思想、そして宗教と解釈されるようになりつつあるかと思います。彼らは社会主義の他宗派を【空想的社会主義】と侮蔑していたようですが、共産党の社会主義は【妄想的社会主義】とは反論されなかったのでしょうか?
-2021年07月02日-立花隆氏逝去
立花隆氏がひっそりと亡くなりました。正真正銘の【知の巨人】と言われています。本名の<橘隆志>はどこかの政党の党首に似ています。この方には幅広い分野にわたる深い内容の精力的な著作がたくさんあります。その中で<講談社ノンフィクション賞>を受賞した【日本共産党の研究】は文庫本で3分冊ありますが、読みごたえのある研究書だと思います。40年前の社会状況の中で、ひとりで大組織に立ち向かった著者に敬意を示して3回目の読破に挑戦します。
-2021年07月01日-