ある女性がミスコンを批判する最近の風潮についての自分の考え方を新聞へ投書していました。女性の容姿を称賛することを差別と捉えることは視野が狭い、もっと柔軟性を持ちたい、との趣旨かと思います。この女性は中学生にしては冷静な考え方をしていると感心しました。容姿に限らず、学力も体力も財力も人間は平等のはずはないのです。しかし、どの分野であれ優れた人間を見ると羨ましいと思います。自分はその位置までは到達できないのはわかっていますから、つい引きずりおろしたくなります。まして若い女性にとっての容姿は生命に次ぐ大切なものとさへ考えている方も少なくないと思います。一般的には、学力、体力、財力は努力すれば、そこそこまでは手に入れることは可能です。しかし容姿はそうはいかないので、コンテストなどは不謹慎だとの意見もわかる気はします。しかし、正義の観点から規制ばかりを強めると、いつかは中華人民弾圧国と同じ道を歩んでしまうかも知れません。
-2021年06月01日-