五輪では国旗・国歌反対者にも配慮を

【五輪開催に反対】する人の多くはコロナ禍で危険な状況なのに大きな祭典を開催することに異議を唱えていると思います。但し、昨年からの感染症の蔓延以前から<五輪の大規模な商業化はスポーツの祭典とは言えないのではないか>という指摘はあります。また、五輪の観戦はしたいが、表彰式で<国旗が掲揚されて国歌が流れてくることに不満>を持つ人もいます。これは日本国の【国威の宣揚になり反対】との事です。かつて教職組合員の一部で実施された【日の丸闘争】のようなものの部類かと思います。現代五輪は、本来は<少数民族>、<心身障碍者>、LGBT等の<性的少数者>等々に配慮をするがゆえに【平和の祭典】と銘打つことができるのではないでしょうか?国旗・国歌反対者にも一定の配慮を示す必要はあります。今回はテレビ観戦になりますが、表彰式の場面になる前に【国旗の掲揚と国歌の演奏がございますので、ご気分を害される方はしばしチャンネルを変えて下さい。】等のアナウンスなり字幕なりを出していただきたいと思います。もちろん配慮には程度があります。冬季オリンピックで優勝した日本人選手の報道写真で彼の掲げた国旗の日の丸部分をカットしたある全国紙の写真は行き過ぎであり無礼でありました。

-2021年07月11日-