兄弟姉妹の呼称

自身の子供、他人の子供を名前以外で呼ぶ場合に混乱が生じているようです。2人兄弟ならむかしから長男、次男と呼ばれていましたし、2人姉妹なら長女、次女でした。問題は、男の子と女の子がいる場合です。男子と女子なら<長男と長女>と呼んでいましたが、最近は<長男と次女>と呼ばれる場合が多くなっているかもしれません。どちらの場合も第1子が男子、第2子が女子という意味です。<長>の意味は<1番目>、<次>の意味は<2番目>になります。会社の役職の部長と次長の使用法に似ています。長の字には昔の家父長制の長の名残もありますので、将来的には、1男、2女、3男、4女、、、となるかもしれません。3人も4人も子供がいる家庭はずいぶん少なくなっていますが。

-2021年04月26日-