国連本部で原爆絵画展、広島の高校生の作品集

ニューヨークの国連本部で【核拡散防止条約再検討会議】に合わせた催しとして本部のロビーで原爆の絵画が展示されています。これは広島投下の原爆で多くの犠牲者を出した市立【基町高校】の美術の専攻生徒が15年前から取り組んでいる<原爆の悲惨さを絵画を通して後世に伝えてゆく>地道な作業の集大成として実施されました。同校の美術科の生徒は被爆者から1年間に渡り原爆投下時の広島の惨状を聴きとり、それを絵画に結晶させてゆく作業を行っています。原爆につきましてはかつては【資本主義陣営の保有する核兵器は害悪であるが、社会主義陣営の保有する核兵器は正義である】との誤った見解もありましたが、現在も核兵器を保有する国々は、表現は異なりますが、屁理屈を並べて自国の正当化をしています。数多くの核兵器が存在している現状は紛争地であちこちに地雷が埋め込まれている状態に似ているのではないでしょうか。危険この上ないですね。

 

-2022年01月05日-