小江戸伊佐沼の思い出

<カイツブリ>という水鳥が川越の郊外の伊佐沼で子育てをする季節になりました。近年は巣の材料となる水草が減少し、逆に水鳥の雛の天敵になる外来種のカエル等が繁殖してしまい、個体数がかなり減ってきているようです。高校時代、部活の基礎訓練として時々高校の屋上から伊佐沼までランニングをやりました。ある春の日ですが、小舟が岸辺にあったので、黙って拝借して舟遊びを始めました。しかし、しばらくすると船底から水が湧いてきて、本当にびっくりした思い出があります。この伊佐沼には小江戸河越藩の藩士も遊びに来たかも知れません。読売新聞の夕刊の連載小説欄に小説家【門井慶喜】氏による【江戸再建の人:知恵出つ】が連載されています。ここ1週間以上は毎回川越藩での出来事が取り上げられています。

-2021年06月24日-