経済産業省に勤務する性同一性障害の職員が女子便所を自由に使えないことに対して国を相手に訴訟を起こしていました。先月、東京高裁では<使用制限は違法>との地裁の判決が覆えされました。便所位自由に使わせてやればいいのではと思いましたが、反対している女子職員がいるのも事実です。フツーの会社は、つまり私の知り合いに多い零細企業や小規模企業では、男女別の便所がある所よりも共同便所の方がまだ多いような気がします。弊社の若い女性職員も<このトイレはきもい社長が使用している>と知りながらも利用しています。経産省の話しは所詮は上流国民同士の<茶碗の中の渦巻き>かと考えていましたが、本日LGBTの生徒へ手厚い配慮をする奈良県のある中学校の取材記事がありました。この学校では、制服の選択、更衣室の選択、水泳授業の代替、そしてトイレの選択まであるとの事です。トイレは男性用、女性用、共同トイレ(個室)から選択できるとの事です。教職員が生徒の事を真剣に考えれば、なにも裁判沙汰になる前に解決できるのですね。
-2021年06月13日-