衣料品の再生から脱酸素の試み

百貨店が衣料品を回収して、つまり古着から化学繊維を取り出して紳士服や婦人服へ作り直しをしているらしいです。巷の古着屋とは異なり百貨店は高級なイメージがありますので、先頭を切ってリサイクルに挑戦することは素晴らしいと思います。環境省の調べでは衣料品の年間供給量は80万トンであり、その内の7割以上がゴミとして処分されるようです。国内の衣料品の製造・販売から廃棄の工程で二酸化炭素が1億トンも放出されています。すごいですね。老舗の高島屋が老体に鞭打って頑張ったところで【脱炭素】への改善には程遠いかも知れません。しかし、いきなり【衣料品環境税】を取り立てるのも難しいでしょう。身近な戦略としては、中年、壮年の男性はスーツや作業着の【着たきり雀】になる事が一番実施しやすいかも知れません。さらに、中学校、高校に加えて、小学校でもなるべく制服や標準服を推奨するべきかと思います。洋服代の無駄遣いが減りますので家計は助かります。

-2021年06月14日-