臨床アカデミーのブログ

自転車は青切符の厳格化か歩道に戻すかを

自転車が道路上を通行するようになりましたが、自動車通勤をしていてかなり神経をすり減らしています。【信号無視、右側通行、飛び出し】等は当たり前です。電動ボードへの反則切符云々よりも、まずは違法な自転車運転を厳しく取り締まるべきかと思います。あるいは、自転車は歩道に戻すことを検討して頂きたいと思います。<歩行者優先>という事はわかります。ここは【自転車を分類】してみてはいかがでしょうか。今後は自転車を製造する時には、【歩道を通行する自転車】は低速度しか出せないゴムのような柔らかい車体の仕様にするとか、【車道を走行する自転車】は競技用自転車のみにして、バイクの運転免許証を必要にするとかするのはいかがでしょうか。

-2021年12月04日-

電ボーでの交通違反にも【青切符】!

近年電動のキックボードによる交通事故が重大化かつ増大していることを受けて警視庁は運転者に対して厳格に【交通反則切符】を交付することを決定しました。無免許運転、飲酒運転、人身事故等に対しましては従来も適用していましたが、今後は信号無視や一時不停止等にも適用するとの事です。私は【電動ボード】はあまり見かけませんが、交通ルールを守ることがお互いの生命を尊重することの第一歩かと思います。

-2021年12月04日-

県内の【リケジョ】の堀り起こし、埼大が出前授業

埼玉大学は学内で<サイエンス体験スクール>を開講したり、県下の高等学校へ出向いて<出前授業>を実施しています。これは【理工系学部で勉強する女子学生や女性の理系研究者・技術者】をさらに増やす事を目的としています。埼玉県では広い意味での理系の男女比が大雑把に言いますと、理学部で7:3、工学部で9:1、農学系学部で6:4、医学・薬学系で4:6のようです。工学部の女子学生の少なさが目立ちます。私は理工学は全くの門外漢なのですが、数学や物理学等の理学系よりも生活との関連が見えやすい工学系の方が女子には向いているのではないかと考える事があります。いずれにせよ、ノーベル物理学賞を受賞して、現在日本学術会議会長である梶田隆章先生を輩出した埼玉大学理工学部の後輩諸君には更に頑張って頂きたいですね。

-2021年12月03日-

【熊女】が創立110周年記念式典

県北の名門の【県立熊谷女子高校】が創立110周年を迎えました。中国共産党が今年100周年、中核市川越が来年100周年になることを考えますと、その前から【熊谷高等女学校】では女子教育が実施されていたのですね。同校は数年前には県内の女子駅伝で活躍をされた記憶があります。また、著名な政治家や作家も活躍されています。埼玉の県北地域は塙保己一、渋沢栄一、荻野吟子等の英雄を輩出してきた風土があります。熊女、熊高の卒業生、在学生には県北をそして埼玉を背負って立つ決意で、さらに飛躍をして頂きたいと願います。

-2021年12月03日-

リチウムイオン電池の回収を開始、坂戸市

ゴミ収集車や清掃場の火災発生の原因と推定されているリチウムイオン電池の分別回収が坂戸市で開始されました。同市内では電池が発火した火災が年間ベースで収集車内で数件、処理場では200~300件も発生しているようです。住民は近所のゴミの集積所に電池を直接置く事も可能ですし、取り外しができない場合は小型家電なら、そのままおいて置くことが可能です。リチウムイオン電池にはレアメタルが含有されていますので、リサイクルのモデルになればいいですね。

 

-2021年12月03日-

統計解析は大学院より学部で、高校の数学履修後に!

文部科学省は文系の大学院生が【データサイエンス】を副専攻として履修できるように大学院の課程を見直す可能性があります。一般的な大学院の修士課程は2年間で学術論文の入門になる【修士論文】を作成するだけでもかなりしんどいと思います。新聞報道では大学院の教育学研究科を例にしていました。この課程には大きく分けて教育学専攻、教育心理学専攻、教科教育学専攻等があると思います。教育心理学や教育社会学はデータ重視の立場から統計的手法を駆使していると思います。しかし、心理学や社会学系の大学院入試の問題には統計学が出題されることが多いので、既に学部で履修しているのではないでしょうか?学部の<一般教養>なる科目に代わり、【統計解析】なりデータサイエンスなりの科目を10単位なり20単位が履修できればよろしいかと思います。私は臨床心理士の大学院を受験する私大の心理学系の学生に統計学の基本を指導したことがあります。私塾での個別指導でしたので、高校の統計分野の基礎から指導しました。分散、共分散、相関係数は1,2,3,4,5のデータのグループと6、7,8,9,10のグループで手計算でやりました。高校では統計分野どころか数学も殆ど履修していない学生が多かったので驚きましたが、何回も繰り返してやるうちに徐々に概念が理解できたようです。日本の心理学者には【多変量解析】特に【因子分析】の手法を開発した先駆者がいることを忘れないで欲しいです。

-2021年12月01日-

司法試験の予備試験は高校生でも合格、駄目なら大学・大学院へ?

司法試験はむかしは合格率が5%位だったような記憶があります。しかし最近は法科大学院で勉強してから司法試験を受験すると3分の1も合格するとの事です。これはすごい、私にも学費が払えて、年齢が一回り、否、2回り若ければ挑戦したいなあ、と思います。この高い合格率、否、高すぎる合格率に対して業界の方は低いと評価しているらしいです。他の分野に於いては大学院で修士号を取得しても研究者には採用されません。博士の学位だって、そう簡単に大学、研究機関への就職には結びつかないはずです。なるほど、司法試験に合格して弁護士になっても弁護士事務所に就職が出来ない、開業しても客が来ないという事なのでしょう。だから、教育投資の元手が取れなくなるリスクを回避するために、優秀な学生はむかしながらの一発勝負である【予備試験】の合格を目指すのですね。今でも予備試験の合格率が4%という大激戦になる理由が分かりました。

-2021年11月30日-

一芸突出児童の支援

文部科学省は<ある特定分野の才能に秀でてはいるが、総合的な知能や対人関係能力が低い児童の支援>についての研究を開始しています。従来の<将来は社会で役立つ能力とか音楽や美術で一流の芸術家になれる才能を早期に発見して育成してゆくプログラム>とは根本的に異なるようです。むしろ、才能にも関わらず実際には学校生活で本人が困っている場合の支援につながることを目的とするとの事です。研究会には天才児教育から発達障害の専門家までがそろっているようですが、私は論点がかみ合わないのではないかと心配になります。

-2021年11月30日-

人工知能が児童相談所職員を監督

家庭内で虐待を受けて、結果として命まで失われた子供たちの事件が毎年のように全国から報道されています。その内かなりの数のケースが児相職員の対応能力の貧困さから発生している事も識者から厳しい指摘を受けてきました。役所の事務職員が人員の補充のために児相に駆り出されている事も否定はできない事実です。実は私は直接当事者から相談を受けたことがあります。何しろ児相の職員の何と9割が経験年数が5年以下なのです。このような専門職員集団なんて他の世界でありますでしょうか?見るに見かねて【AI頼み】となり、【しろうと相談員】は事例を何千件、何万件と記憶している人口知能に指示を仰いで急場を凌ぐという事でしょう。これはかなり成功するかもしれません。【将棋や囲碁の世界と同じ】原理です。

-2021年11月29日-

性差、性別の縮小は服装から

文部科学省が全国の教育委員会に<児童・生徒の服装や持ち物に関してきめ細かな対応をとるように>との通達が出ています。これを受けて学校の制服が、LGBTへの配慮もあり、男性も女性もスラックスかスカートかは選択可能になってゆくようです。ランドセルやカバンなら伝統的な男女別の色分けを廃止することで決着はつきますが、今後の制服が果たしてどのような形態に変化してゆくのかが注目されます。

-2021年11月29日-