臨床アカデミーのブログ

国連分担金は米国22%、中国15%、日本8%

国際連合の予算の国別の分担金は3年毎に見直されるようです。分担金は【通常予算】分と【国連平和維持活動:PKO】分から成り立つとの事です。分担の比率は【国民総所得】等を基準委決定されるようです。アメリカの22%は上限の数値です。中国の15%は経済成長の結果です。通常予算は32億ドルに及ぶようです。【中国共産軍】のシュー・キンペイ大将は大金を出しているので、あれだけデカい面をしていて、発言も行動も野蛮なのですね。これでは日本の昭和のおじさんも顔負けしますね。

-2021年12月29日-

精神疾患での休職者2万人超、自治体職員96万人中

総務省のメンタルヘルスに関する大規模調査によりますと昨年1年間で心の不調から職場を1週間以上休んだ自治体の職員は全職員の2,3%に該当することがわかりました。調査の対象は都道府県職員と市町村職員ですが、警察・消防・教職員は含まれていません。主な休職の理由は、1位が【職場の人間関係】で6割、2位が【業務内容の困難さ】で4割、3位が【自分の性格】で3割との事でした。近年の自治体職員の業務が高度化、複雑化している事が一因のようです。

-2021年12月27日-

犬は15歳で猫は16歳、ペットの寿命

ペットフード協会の犬猫飼育実態調査によりますと飼育猫の平均寿命は15,7歳、飼育犬は14,7歳になります。これからペット1頭当たりの【生涯必要経費】は猫が154万円で犬が245万円との事です。安いもんです。子供一人育てるとなると全く桁違いになります。ペットでも人間でも子育てから得られるよろこびは同じようなものがあるかもしれません。今、国内のペット数は【猫が約9百万匹】、【犬が約7百万匹】になるようです。しかし野良猫や野良犬もかなりの数になると思います。ペットを飼育するには相当の決意をして頂きたいと思います。

-2021年12月26日-

【こども食堂】が6000店突破!困窮家庭を守る

恵まれない子供たちに無料あるいは廉価で食事を提供する【こども食堂】が全国で6000店に到達しました。創設10周年になる前の快挙と言えます。伝染病の感染リスクの低減のために【弁当の配布】や【自宅への出前】という方式も取り入れているようです。子供食堂の支援センターの湯浅理事長は<こどもの居場所が減少している>との警告を発しています。関係者はおそらく食事の提供だけにとどまらずに家庭の状況の把握まで可能かと思います。学校教育や行政の手が届きにくい【機能不全の家庭】を守る素晴らしい取り組みにもなれると思います。

-2021年12月26日-

イラク大使が上尾の中学生と交流、1通の手紙から

中学校の社会科の授業の一環で各国の大使に手紙を出したところ、イラク大使館から学校訪問の意向があり、交流会の実現につながったとの話です。中日大使や参事官の大使館員4名が市立上尾中学校を訪問しました。学校側は30名の実行委員を中心におもてなしをしました。生徒は【折り紙】をお見せしたり、【空手】の演武を披露したりしました。イラク大使は【アラビア語】【くさび型文字】の説明をしたり、【イラン・イラク戦争】や【湾岸戦争】等を取り上げながら平和教育にも言及したようです。世間では<子供や若者なんか軽視されている>と考えている人が多いと思いますが、上尾中の生徒等は<たった1通の手紙からでも事態は大きく開かれる事もある>と言う事が学習出来たと思います。

-2021年12月26日-

癌の10年間生存率は1~2割から8~9割まで多様

国立がん研究センターががん患者の5年後と10年後の生存率を発表しました。それによりますと、約30万人のがん患者の追跡調査の結果、10年前に癌と診断されたすべての患者の中で6割が生存しているとの事でした。ところがこの生存率は癌の部位により大きく異なる事が判明されました。胃癌や大腸癌の患者は3人中2人が生存していますが、肺癌や食道癌では3人中1人です。乳癌、子宮癌、前立腺癌は8割、9割の生存率です。肝臓癌、膵臓癌はかなり厳しい結果でした。

-2021年12月25日-

遺伝子操作で認知機能が回復、老化を止める?

京大のチームがマウスの脳の【神経幹細胞】を若辺らせることにより認知機能の回復に成功したことが発表されました。被験体のマウスは脳の活動状態では人間に換算すると60歳位との事でしたが、京大の【遺伝子操作】により人間の10代の若者の活動レベルにまで回復したと報じられました。神経幹細胞は神経細胞【ニューロン】の基盤になります。ニューロンは記憶や学習の領域、つまり【認知機能】で非常に重要な働きをしています。若い時は活発に活動しますが、加齢とともに活動量が漸減、あるいは激減してゆくようです。実はこの老化という現象は、人間に限らずあらゆる動物、生物、生命に宿っている摂理かと思います。<生命は誕生から消滅までが自ら備えている摂理あるいは宿命に従って遺伝子のプログラムを展開している現象の連続>という観点が転換されそうな研究ですね。

-2021年12月25日-

学生用【子供食堂】で100円定食、埼玉大学

昨年からのコロナ禍は大学生のアルバイト収入の大幅な減収をもたらして、学生が食費を削減せざるを得ない状況があります。埼玉大学の学生食堂ではクラウドファンデイングや卒業生から【寄付金】を募り【500万円】以上が集まったことを受けて、食堂の日替わりメニューの定価を100円に値下げした【赤字分を補てん】出来るとの事です。来年の2月までには合計1万3千食分を供給できるようです。現代の大学生は本当に苦労が多いと思います。昔の国立大学は授業料はタダみたいに安くて、アルバイトも家庭教師や塾講師に引っ張りだこでした。だからクラブ活動、サークル活動、学生運動まで出来ました。

-2021年12月23日-

【深商】で【渋沢記念】簿記教室開講、創立100周年を飾る

【県立深谷商業高等学校】は【創立100周年】事業の一環として【渋沢栄一記念簿記教室】を開講しました。これは深商と深谷市が共済して深谷商工会議所が後援しています。10月から3月までの毎週日曜日に同校記念館の有形文化財である【二層桜】で開講されています。そもそも簿記は渋沢栄一により日本に導入されました。また、深商の創立には渋沢の尽力があったとされています。渋沢栄一は聖徳太子よりも偉人ではないかと考えています。

-2021年12月23日-

絶滅危惧種も餌をやればペットになる?

特別天然記念物の【タンチョウ】鶴が釧路平原で生息数が増加に転じているようです。明治時代のいろいろな書物にもタンチョウの描写がありますように、我が国では全国に生息してた普通の鳥でした。しかし自然破壊や乱獲により昭和時代の半ばにはわずか数十羽しか確認できなかったようです。ところが、最近の調査によりますと2000羽近くまで回復しているという驚くべきことが起こりました。これは国が餌が不足する冬場になると給餌場を設置した事に加えて、近隣住民、北海道民が積極的に餌を与えている事が理由のようです。しかしながら、この行為はやはり自然の摂理にはそぐわないようです。給餌場では餌を求めて鳥が群をなすようです。環境省は餌の分量を半減したとの事です。タンチョウは今後は全国の動物園行きになるのでしょうか?

-2021年12月23日-