暖かいまなざしと、ほっとするほほえみで あなたのすべてをうけいれることをお約束します。
当院は、病名の診断や薬物療法等の医学的治療は一切実施していません。
現在、精神科、心療内科等へ通院中のクライアントに対しましては、担当のドクターの御判断と治療方針を尊重致します。
当院は、医学的治療を側面からサポートして、治療成績が向上するように努力致します。
また、現在通院はされていないで、病院やクリニックの医学的治療とは異なる心理的セラピーを望まれているクライアントに対しましては、科学や一般教養の素養に立脚した心理学、カウンセリングの技法により対処させていただきます。
気分の落ち込み 不登校 ひきこもり 対人恐怖 繰返し動作 不安 緊張 赤面 自己臭 突発性苦痛 倦怠感 依存
食欲異常 自己疎外感 人格の未成熟 性的逸脱 性の不満 児童虐待
対人関係(夫婦,親子,近隣,学校,職場)不倫 暴力 離婚 いじめ 非行 浪費癖 タバコ アルコール パチンコ ギャンブル 進路 就職 転職 キャリア形成
東京・埼玉の相談室にて受付けております
▼池袋駅東口相談室
面談料(50分間) | 8,000円(税込) |
---|---|
キャンセル料(2回目以降) | 8,000円(税込:当日キャンセル) 4,000円(税込:前日キャンセル:前日午後7時迄のご連絡が対象) |
予約変更について | ※面談と次回の面談との間の予約の変更は1回のみ可能です。 ※2回目の変更は前日キャンセルとみなして4,000円(税込)を申し受けます。 |
初回面談について | ※初回面談のキャンセル料は当日、前日共に8,000円です。 ※初回面談御予約料振込先: 埼玉りそな銀行・川越南支店・普通・4180704・心理保健室 |
▼川越本部相談室
面談料(50分間) | 7,000円(税込) |
---|---|
キャンセル料(2回目以降) | 7,000円(税込:当日キャンセル) 4,000円(税込:前日キャンセル:前日午後7時迄のご連絡が対象) |
予約変更について | ※面談と次回の面談との間の予約の変更は1回のみ可能です。 ※2回目の変更は前日キャンセルとみなして4,000円(税込)を申し受けます。 |
初回面談について | ※初回面談のキャンセル料は当日、前日共に7,000円です。 ※初回面談御予約料振込先: 埼玉りそな銀行・川越南支店・普通・4180704・心理保健室 |
心理保健室へのご予約・お問い合わせ
携帯・固定(東京・神奈川・千葉・兵庫) :03-5955-7323
携帯・固定(埼玉・栃木・群馬 ・東北) :049-298-7539
■営業時間(面接可能時間帯)
月曜~土曜 → 10:00~20:00
日曜・祭日 → 13:00~18:00
相談室によりまして、営業時間は若干異なります。
■ご予約・ご質問
月曜~土曜 → 10:00~20:00
日曜・祭日 → 13:00~18:00
携帯・固定(埼玉・栃木・群馬 ・東北) :049-298-7539
- 各相談室からの返信は主にPHSから発信しますので、よろしくお願いします。 070-5587-1701
- 法人・団体様向けお問い合わせフォームはこちら
■営業時間(面接可能時間帯)
月曜~土曜 → 10:00~20:00
日曜・祭日 → 13:00~18:00
相談室によりまして、営業時間は若干異なります。
■ご予約・ご質問
月曜~土曜 → 10:00~20:00
日曜・祭日 → 13:00~18:00
- 日曜・祭日の18時以降のお電話には翌日に返信させていただきます。
- カウンセリングの内容・方法等についてのご質問等はメールで承ります。
- カウンセラーは電話窓口での対応は一切やりません。
- 非通知電話、公衆電話からはつながりません。
- 面談中、外出中で電話に出られないこともございます。着信履歴より、こちらから電話をおかけします。個人として、職場の電話を利用される場合は、他の職員が応対しない電話からおかけください。
カウンセリングQ&A
Q:カウンセリングってなんですか。 |
---|
A:実は、これは難問でして、カウンセラー毎に、あるいは学者毎に定義が異なりますが、簡単に言えば、【悩み事の相談】です。 |
Q:カウンセリングでは何をやるんですか。 |
A:これも簡単に言えば、【クライアント(相談に来る方)が悩み事を解決するための援助活動】です。 |
Q:もう少し具体的にお願いします。 |
A:一般的には**療法などと医学のように難しく命名していますが、要するに、主に言語を介在させる心理カウンセリングには心理リスニング(傾聴と分析)と心理ガイダンス(提案と教育と暗示)がございます。あまり言語を介在させないものは、いわゆる芸術療法でして、歌唱、演奏、絵画、コラージュ、粘土、箱庭等いろいろあります。当院では言語を介在させた心理カウンセリングを行います。 |
Q:芸術療法はぴんときましたが、心理カウンセリングは今ひとつです。カウンセリングに行ったことがある友人は、カウンセリングは、ただ、話を聴いてくれるだけだといっていましたが、、、、。 |
A:おそらくそれは来談者中心療法であって、一番基本であり、かつ一番難しい療法だと思いますが、私の分類では心理リスニングの傾聴にあたります。 |
Q:心理ガイダンスには一般的にはなんとよばれている療法があるのですか。 |
A:認知療法、行動療法、催眠療法、そしていわゆる短期療法も含めていいと思います。また、精神分析は心理リスニングの分析(解釈)にあたるのではないかと考えています。 |
Q:何回くらい通えばいいのですか。 |
A:これも難しい問題ですが、心理保健室では、カウンセラーによらずに、短期の目標として4~5回で解決の見通しを立たせる努力をしています。また、中期目標としまして3ヶ月(12回)で実際に状態の改善を試みます。これが区切りと考えています。医学全般の治療では自然治癒のウエイトが実は大きいのですが、心理療法にも当てはまります。しかし、心理カウンセリングは保険が適用されない高額なものです ので、症状やお気持ちがある程度、回復、改善された段階に達しましたら面談は終結、あるいは休止を提案させていただきます。 |
カウンセラーの言葉
カウンセラーⅠ
カウンセラーというものは、人によっては人生で全く関わることのない特殊な役割です。身近に関わったことがなければ、「心を見透かされるのか?なんだか恐ろしい」「うさんくさい」と感じる人もいるかもしれません。けれど、カウンセラーはただの人ですから、もちろん心を見透かすことはできません。これまでの先達の言葉で、「カウンセラーは人の心がわかっているのではなく、『人の心は本当にわからない』ということがわかっているのだ」というものがありました。私はそれにとても感銘を受けたのを覚えていますし、また「人の心はわからない」というだけでなく、「人は自分自身の心もよくわからないものだ」ということも示しているのだと思います。
クライエントさんの本当に望むもの、妥協できるライン、本当は嫌だったもの、大事にしたいことなどは千差万別で、理屈が通らなかったり、常識とかけ離れていたりすることはよくあります。ですから、大概はそれを無意識に閉じ込めてなんとか環境に適応しようとがんばります。しかしそういった思いにもエネルギーがありますので、だんだんと歪んだ形で噴出し、苦しくなったり、適応が難しくなったりすることが多いです。ですからカウンセリングでは、そういった理屈や常識に阻まれず、自由に感じて、自由に考えることをしていただき、その方が一番楽に、気持ちよく息ができ、かつ納得して生きられる状態を共に探っていくことを目指しています (ベースの技法としては、精神分析的心理療法になります) 。
例えて言えば、私の中では、マラソン走者とその伴走者というイメージがあります。マラソンを走者の代わりに走ってあげることはできませんが、一緒に最後まで走りながら、手助けをしたり、励ましたりすることができます。一人では頑張れないと思うことも、誰かが一緒にいると思うことが支えになり、チャレンジできることもあると思います。私はそういったセッションができるように、日々心掛けてカウンセリングを行っています。
カウンセラーⅡ
私は高校生の頃、不登校になりました。学校に行けない自分に価値はないと思っていました。
そんな中、私の気持ちを否定せず聞いてくれる友達がいて、救われる思いがしました。それが今の私に繋がっています。社会人になっても色んな出来事がありましたが、その都度、人間関係で傷つくこともありましたが、人によって癒されることも実感してきました。
私は、精神科や企業内で相談業務に長く従事してきました。
一人でつらい気持ちを抱えていると、体調にも影響し、心身の健康を崩してしまうことにも多く遭遇してきました。
相談者様ご自身の心身の健康を守るために、早めに安心して自分の気持ちを話していただくことをおすすめします。
話す効果として、自分の気持ちを外に出してみることで、自分の状況が客観的に見れて、少しずつ現状を受け入れ、自分が何をしたらいいか、何ができるかなど、すこしずつ霧がはれるように見えてくるのでは、と思っています。
自分の状況や気持ちが見えてくる中で、今まで見えてなかったことが見えてきて、辛い思いもするかも知れません。その時には、相談者様の問題を乗り越えられるように、精一杯サポートさせていただきたいと思います。
体にコリを感じたり疲れたりした時に、マッサージや整体に行って身体がはほぐれるように、心が詰まった時に、ぜひ気持ちを話しに来ていただけると、心も少しリラックスできるのではないかと思います。
心のメンテナンスに、カウンセリングを利用していただき、健康で過ごせるようお手伝いしたいと思います。
日々の生活のこと、職場のこと、なかなか身近な人には言えない中で頑張っている方が多くいらっしゃると思います。
一人で抱えず今の気持ちや状況を話していただきたいと思います。相談者様の気持ちや状況を丁寧にうかがい、相談者様の気持ちに寄り添い、状況の改善に向けて精一杯サポートさせていただきます。ご相談お待ちしています。
カウンセラーⅢ
私はこれまで精神科病院で常勤心理士として長年勤務し、またその傍ら私設心理相談室や、スクールカウンセラーとして中学高校にも勤務し、さまざまな年齢層の数多くの方にお会いしてきました。
私がこの仕事をはじめるにあたって、またこれからもこの仕事をしていこうと考えるにあたって、かけがえのない体験があります。どんな臨床場面でも私が寄って立つ考え方は精神分析ですが、この精神分析をおしえてくださった大学の先生との出会いです。
その先生は精神分析家でした。先生の授業を受ける前の私は、精神分析は20世紀前半の遺産でありそれ自体はすでに過去のもの、言ってしまえば廃れたもの、死んだものだと漠然と思っていました。ところが、そのイメージは先生の授業でガラッと変わりました。まず、精神分析家が現代の日本にもいて、実際患者さんと会い、「精神分析」という営みが今日でも行われていることが驚きでした。
しかし何より先生の語り方、先生の在り様がものすごいインパクトでした。先生は単に知識をしゃべっているのではなく、私たちの前でものを考え、もの思い、それをその場でご自身の言葉で語っていました。嘘偽りのない、あるいはひとの考えを自分の考えかのように語るのではない、ほんとうに先生が感じ、考えることを語っていました。私はそんな先生の語りに毎回引き込まれました。先生は真正面から真摯に「精神分析」や、「授業」や、私たちと向き合っていて、“この先生には誤魔化しは効かない”というような緊張感すら抱きました。
ある時、先生が「解釈」について語っていたときだったと思います(精神分析の「解釈」とは分析家が患者さんのこころについて理解したことを患者さんに伝えることです)。患者さんがある解釈に直接反応するかはさほど問題ではなく、解釈が意味をなしたときというのは、その後に患者さんが「動く」のだ、と先生がおっしゃいました。その時の私にはその「動く」がどんなことなのかピンとこず、一体どういうことなのだろうと思いました。しかし先生が精神分析の実践に確かな手ごたえを感じている、その意味で精神分析というものを信頼している、信じている、そのことははっきりと感じられました。精神分析は現代でも確かに生きているのだ。驚きとともにそう感じました。そして私はその「動く」がどんなことなのか、そこでは一体何が起きるのか、「精神分析」という営みの何が先生にそのような確かな手ごたえを抱かせているのかが知りたくなりました。
その後、私は心理士として多くの方と会うようになりました。そして、ときに精神分析的心理療法を行うなかで、先生がおっしゃっていた「動く」とはこういうことなのかと体験的に知ったり、また心理療法を受けている方が少しずつ、しかし確実に変わっていくことを体験したりしています。精神分析というものを私も、「信頼する」ようになってきているように思います。
私の専門領域は精神分析的心理療法です。精神分析的心理療法とは、フロイト(S. Freud)によって創始された精神分析の考え方に基づくこころの理解と治療のための方法です。「精神分析」というと、セラピストがクライエントのこころを一方的に分析するというようなイメージが浮かぶかもしれませんが、実際はクライエントが自分のこころに向き合い、こころに浮かぶことを自由に話していく作業にセラピストが同行し、こころの中で起きていることについて一緒に理解を深めていくというイメージの方が近いように思います。
私は最初の面接でお話をうかがった際に、精神分析的心理療法に限らず何らかの心理療法を行っていくことがお役に立つかもしれないと判断したときには、3回ほどのアセスメント面接をご提案しています。これは、今お困りのこと、今のこころの状態だけでなく、今に至るまでの経緯、更にはこれまでの人生をどのように生きてこられたのかを振り返る作業を一緒に行い、悩まれていることのテーマをより明確にするための面接です。アセスメント面接の機会をもち、ご自身の今とこれまでを改めて振り返り、ご自身が何に悩まれているかが少し明確になると、それだけで気持ちが落ち着いてそこで終結になる場合もあります。 一方、今後も継続して精神分析的心理療法やその他の心理療法を行っていくことがお役に立つだろうと考えられた場合、ご相談の上、治療の枠組みについての約束を交わして、実際に治療をはじめていくことになります。
人は生きていく中で知らず知らずのうちにさまざまな無意識に縛られていることがあります。精神分析的心理療法では、自分を縛る見えないものがいったい何なのかを、主にセラピストとのあいだに生じる気持ちを通して体験的に理解していきます。すると、今まで以上に自分の気持ちの動きや行動を理解できるようになり、自分の気持ちを自分で抱えていけるようになります。やがて、不安が和らいだり症状が改善したりするだけでなく、人間関係や社会との関わりが安定したものへと変化していくことが期待されます。こうした治療にはある程度の時間と労力が必要ですが、セラピストとともにひと山越えた体験は、人生の中で唯一無二のものとなるでしょう。
しかしすべての方がこうした治療を望んで来室されるとは思いません。初回面接やアセスメント面接の中で、その方が何を求めていらしているのか、どんな面接を期待されているのかも検討し、それに応じた面接、心理療法をご提案すべきだと考えています。そのために、各種認知行動療法や心理教育、支持的療法等についての研修も重ねてきました。まずはどんな風にお役に立てるかを一緒に考えさせていただけたらと思います。
カウンセラーⅣ
私がカウンセリングを学び始めたのは、職場や仕事にまつわる心の不調に対して、何か自分に出来ることがないだろうかと思ったことがきっかけでした。
社会人にとって、仕事は生活の中で多くの時間を占めるものの代表であり、また経済的な糧をはじめ、やりがいや社会との結びつき等、多くを与えてくれるものであるかと思います。このことは、職場や仕事でのトラブルが生じれば、広い範囲の悩みにつながる可能性があるということでもあります。
厚生労働省の平成30年労働安全衛生調査によると、現在の仕事や職業生活に関することで、強いストレスを感じている労働者の割合は58.0%でした。働く人の多くがストレスを感じながら生活していることがうかがえます。
休職中の方からは、「不調になるまで、自分の心身の状態を見つめる時間を持たなかった」とのお話を伺うことがあります。不調の種を抱えていても、なかなかそこへ目を向ける機会を持つことが難しい事情があるのかもしれません。
昨今は便利なもので、インターネットを使えば電車の乗り換えやお店の待ち時間など、無駄な時間を省くことが出来るようになりました。その一方で、何かゆとりがない、余白がない息苦しさのようなものもあり、町中で何気なく足を止めることも少なくなったように感じます。世の中のスピードが速くなり、おかげで物理的にも精神的にも「遠く」へ行けるようにはなりましたが、道中に何があったかは見逃しがちになってしまった気もいたします。
また、色々な情報が手軽に入手できるようになった反面、現在は消化しきれないほど多くの情報であふれています。情報は一般的、客観的な知識を増やしてくれますが、自分が何に困っていて何を求めているかなどについては教えてくれません。 何かしらの問題が起きた時というのは、それまでの生き方に無理が生じているといったことが多くあります。より良い人生を送るために、何かしらの変化が必要とされているタイミングなのかもしれません。そんな時には、少し立ち止まって自分自身を振り返り、新しい生き方を探していくこともあるかと思います。カウンセリングの場では、そのような営みのお手伝いが出来たらと考えております。
心の不調が回復していくなかで、人との関わりが大きな役割を果たすことがあります。「人薬」とは、そのような人との交流による効果を意味するものとして使われています。
私は当事者グループの参加者へのインタビューを通して、心の不調を抱える方がどのように就職・再就職していくのか、そのプロセスについて研究を行ったことがあります。そこからは、心の不調が就労の足枷となること、また将来の展望を持ちにくくさせることがうかがえました。心の不調にまつわる仕事・生活上での失敗が就労への抵抗感を生み、一般的な就職活動の不安だけでなく、就職後ことの事を想像した不安が重荷になるようでした。また、思うように生活ができないことから、活動範囲が制限され、人間関係が希薄となり、理想と現実の差も生じて焦りや不安が高まるということもうかがえました。しかし、グループに参加することで人と関わり、経験が広がりや心の拠り所が得られ、やがて就労していくというプロセスがインタビューから整理されました。継続してグループに参加することで、グループの中で役割が得られたということも後押しとなっているようでした。
数年の間、当事者グループの活動を見せていただきましたが、参加者の方がお互いに支えあいながら、自身の不調と向き合い、新たな一歩を踏み出す姿を目にすることが多くありました。「人薬」の効果を実際に見るという、貴重な体験をさせていただきました。
そのような経験もあり、現在は復職支援のためのグループ活動も行っています。低強度認知行動療法的アプローチを学び、グループ活動では認知行動療法をベースとした関わりを実施しております。
その他は、新規採用職員への予防セミナー・心理相談や、中学、高校でのスクールカウンセラーなどをしております。新規採用職員からの相談を通して、学生から社会人という人生の過渡期における支援の重要性を感じ、キャリアの観点からもサポートが行えるようキャリアコンサルタントの資格を得ました。中学生には箱庭療法や芸術療法といった言葉以外の関わりも行っております。
【A】人は生きている限り悩みや問題に必ず直面します。
もちろん、誰でもそのことはわかっています。しかし、今現在、自分では解決できない悩みや問題をかかえている人は、きっと、【私だけが、自分だけが、どうしてこんなにつらい、惨めな、悲しい目にあわなければいけないのでしょう。】と思いますよね。思い切って病院の門をくぐったら、【うつ病です、神経症です、、、】と診断されて薬を処方されて帰路についたはずです。これで問題が解決できる場合もございますが、そうでない場合もございます。
人の悩みや問題は多種多様です。人間関係ひとつとっても親子関係、夫婦関係、姑嫁の関係、異性関係、職場の人間関係、他には性の問題、育児ノイローゼ、老人問題、職務の関係等あげていけばきりがございません。人は生きていく以上はこれらの問題をひとつひとつ乗り越えてゆかねばなりません。誰しも【大変だなー、できれば避けて通れないものか】と考えたくなります。でも、私たちは一人で生きているのではありません。同じ人間が状況や時によっては強くもなり、また弱くもなります。人は支えながら生きていくのですから、調子が悪いときはあなたの苦しい胸の内を誰かに吐露してもいいのです。
壁のような、あるいは山のようにも感じられた悩みが解決したときの喜びははかり知れません。また、そこには単なる喜びのみならず、気がつかないうちに、あなたは大きく人間的に成長しているのです。
さて、近年の心理学ブームという状況の中で注意しなければならないことは、あまりにも情報が氾濫しすぎているということです。カウンセリングや心理療法は理論が先にあるものではございません。学派、流派という色めがねで人間をみつめては本質がつかめない場合があります。実は、悩みや問題の解決能力は、人は誰しもがみな本来持ち合わせているのです。その能力を引き出すお手伝いをさせていただくのがカウンセラーの役目であると思っています。これは15年間に及ぶ企業のカウンセラーを勤めさせていただいた体験からも確信を持って言えます。
私はあなたの抱えているお悩みに、つまり、あなた御自身に最後までおつきあいさせていただくことをお約束いたします。
【B】「心の悩み」や「心の病(やまい)」と聞くと、私たちはつい自分とは関係が無く特別な人がかかるものだと思いがちです。しかし、落ち着いて見てみますと、必ずしもそうではないかもしれません。今の世の中は、ありとあらゆるところにストレッサーと呼ばれるストレスを生み出す原因が横たわっています。それは例えば、学校や職場においては人間関係の軋轢(あつれき)であったり、家庭においては夫婦間の様々な問題や子供との関係かもしれません。
また「心の悩み」や「心の病」の背景には、それまで経験してきた様々な出来事が原因である場合もありますし、性格や生まれ持った気質が関係している場合もあります。カウンセリングでは、じっくりとお話を伺いながら、様々な視点に基づき問題の原因を明らかにし、その解決をはかります。
著名な心理学者であり、精神分析医のユング(C.G.Jung)は「人間の心とは本来、煮えたぎった器のようなモノである」と言いました。つまり、本来人間の心は、煮えたぎった器のように不安定なモノであり、「心の病」は本人にとって必ずしもすぐに治すべき悪いモノとは言えず、その病の意味を受け止め乗り越えていくことで、心の病は、更なる自己の成長を遂げるきっかけにもなりえます。ただしそこには、今までは感じられなかった、あるいは感じることを避けていた、本来の自分の気持ちや感情に向き合う勇気も少なからず必要です。カウンセリングとは本来、自分の本当の気持ちに向き合い、それを自分自身が受け入れていく辛い作業でもあります。しかし、自分の本当の自然な気持ちを感じられた時、きっと「本来の自然な自分」を取り戻されて、心の健康を回復されるはずです。
皆様が歩まれる回復あるいは成長への道のりを、私は全力で手伝わせていただきます。 心よりご来所お待ちしております。
【C】私は17年間にわたり看護師として医療の世界を駆け抜けてきました。毎日の臨床の現場は白衣の天使というイメージとは程遠く、戦場の修羅場のような病棟もございました。病院スタッフのチーム医療が功を奏して重病を克服された患者様にも数多く出会えましたし、また、懸命の治療も及ばずに、無力感に沈んでしまったこともございます。
患者様、ご家族、そして私共医療スタッフの織り成す、厳粛な中にも喜怒哀楽のメリハリのある、生死の人間ドラマを数多く垣間見させていただきました。
看護師には看護技術と看護精神のどちらも必要ではありますが、私は、患者様を通してだんだんと、家族愛、葛藤、生死観、人生観について深く考えるようになり、もっと人間について、人間の心について学ぼうと決意して、臨床心理学の世界へ踏みだしました。私の場合は幸運にも自己流の勉強と並行して、すぐに実践の機会を与えていただきました。その後、年齢等を考えて一度は躊躇しましたが、今までの実践と勉強をまとめる意味で、大学そして大学院に入学して臨床心理学を体系的に学び直しました。
私は、相談に来られた方に対しましては、【私は、この方にどんな援助ができるのだろう。何をさせていただけるのであろう。】と、常に自分に問いかけながら、深く自分を見つめ直すことを心がけています。そして、相談者の話から、つらく悲しいお気持ちを全身で受け止めさせていただきます。聴いている私も落ち込んでしまいそうなときもあるのですが、私のハートが共鳴しなくて、どうして傾聴などといえま しょう。
私が実践してきました技法は自立訓練法とコラージュを中心とする芸術表現療法です。現在は、女性の更年期症状に自律訓練法を導入する研究をすすめております。どうぞ、よろしくお願いいたします。
【D】現代はストレス社会などと言われますが,ストレスから心身の不調をきたす人々が増えています。また,トラウマと呼ばれる過去に受けた心の傷が残り,様々な心身の悩みを抱えて生きている人々も少なくありません。「心身」と書きましたが,心身一如と言われるように心と身体の間には深いつながりがあり,心の問題が身体に表れることもありますし,その逆もあります。カウンセリングを受けて,心だけでなく身体の症状までも軽くなる方も少なくありません。 東洋医学では本来,心と身体をあまり分けて考えませんし,私はカウンセリングにも同様のことがいえると考えているので,身体の感覚や症状を取り上げてカウンセリングを行うこともあります。
人間には,自然治癒力というものが備わっており,本来誰でも「治る力」をもっています。これは心と身体の両方を意味します。心身が悲鳴を上げているのに,頭(意識)がそれを抑えつけて無理な活動を続けてしまい,「治る力」を発揮できず心身がSOSを発しているのが心身に表れる症状だといえます。 それは,心身が全体のバランスを失ってしまい,「治る力」が一時的に弱ってしまった状態です。私は,カウンセリングを通してお会いする方一人ひとりの心身のバランスを取り戻し,別の意味では,意識と無意識のバランスを取り戻していくお手伝いができればと願っています。
その時に表れる症状には,その時に必要な何らかの意味があり,無意識に押し込めてきたもう一人の自分からのメッセージが含まれていると考えられます。
そのメッセージをカウンセリングに訪れる方と一緒に読み解いていき,症状を改善するだけでなく,それをきっかけにより素晴らしい人生を生きるヒントを得るお手伝いができるなら,これ以上の喜びはありません。症状というマイナスのエネルギーに悩まされた分,カウンセリングを終えるときには,プラスの方向にそのエネルギーを向けられるはずだと信じています。このようなカウンセリングが私の目指すところですし,カウンセリングに訪れた方が,悩みや症状を解消するだけでなく,その過程で何かを得られていくようにサポートするのが臨床心理士としての私の役割だと思っています。
今までの対処法ではどうにもならず,あなたがカウンセリングを受けようと思った時こそ,あなたの「治る力」が残った力を振り絞ってSOSを発している時です。そのSOSを大切に受け止めて,マイナスのエネルギーをプラスに転換するチャンスにしていきましょう。
【E】カウンセラーの岩本和也と申します。この10年間、問題解決のため、クライエント及びそのご家族、上司、友人の方々と真正面から向き合ってまいりました。
ストレス過多、鬱(うつ)病、不安、緊張、パニック、依存症、摂食障害、リストカット、不登校、 ひきこもり等のお悩みの問題や症状について、そうなってしまう固有の心の仕組みと、 それに関するストレスを分析しながら進めます。 そしてクライアント様ご自身の気づきや気持ちを一番大切にしながらも、傾聴中心でクライエントの内面の成長をひたすら待つ、というカウンセリングではなく、改善の為にカウンセラーと共に考え、その方に合った対処法を見い出していけるようなコンサルティング的要素を持ったカウンセリングをしています。
ご来談のときは、宜しければ、ご家族や同僚、友人のご同席をお願いいたします。ご家族やパートナーと同伴で受けていただけます。 その際、同伴者の方にも本人に合った支援の仕方等がわかってきます。 もちろん同伴者分の別料金はいただいておりません。
ひきこもり等、ご本人が来られる状態にない場合、その方を支援する家族の方々だけでもお受けいたします。ご家族のつらさを真摯に受け止めながら、今後、周囲の方が取るべきより良い支援の仕方を話し合い、また、提案させていただきます。
私は飯田橋の駅前相談室を中心に活動していますが、都内、埼玉、こちらよりお伺いすることも可能でございます。
【F】目の前の相手を変えたい、と思っている人がいます。 自分を変えたい、と願う人もいます。
でも、あせる気持ちとうらはらに、人間なかなか思うようには変わりません。 そうかと思うと、頑固だったあの人が、自分が、あるとき驚くほど変わっていることがあります。 長い目で見ればそれは成長という言葉に一くくりにされてしまうかもしれません。 人は変えたいと思ってもなかなか変わらないけれど、少しずつ小さな変化を重ねながら毎日を過ごしてもいるのです。
カウンセリングは、人に変化を起こす試みです。 誰もが本来持っている「よいほうに変化する力」をその人の中から見つけて、変わっていく過程をすぐそばで支え援助する、そんな役割だと思っています。
認知行動療法では、「自分をよいほうに変える力を阻むもの」を特定することができます。 それは、思い込みや誤解、拡大解釈、固定概念といったことから生まれるネガティブな感情です。 特に、心が元気をなくしているとき、こういうよくない感情から逃れて、建設的な考えや生産的な行動をとれるよう自分一人で立て直すことは難しくなります。
「もっとこうなりない!」と願っていながら、あなたがなかなか変われないとしたら、自分の中の何かに邪魔されているのです。 そこであきらめてほしくないと、私は思います。
あなたは、変われます。
もっと自分を幸せにしてあげることができるのです。 自分を信じてください。私は、あなたを信じています。
認知行動療法は、うつ病やパニックなどにも効果が認められていますが、健康な人の「行動・思考パターンの修正」にも力を発揮します。 たとえば、人間関係がうまくいかない、恋愛や結婚生活のお悩みなどもご相談ください。
また、キャリアや適職、進路、ライフワークバランスといった「どのように生きていきたいか」といった人生の相談も私の専門領域です。
あなたとお会いできることを楽しみにしています。
【G】すべてのことは最善のことが起きる為に生じている
この言葉は私のある一人のクライアントの方から教えてもらった言葉です。様々なことに苦しまれてきたそのクライアントがあるカウンセラーの講習会で聞かされて以来、ずっと励まされてきた言葉でもあります。
みなさんはこの言葉を聞いてどう思われるのでしょうか。いろいろな受け止め方があると思います。
例えば、「そんなうまい具合に考えられない。今この苦しく、逃げたくなるような状況が最善のことが起きるために、生じているなんてとても思えない」と感じる人もいると思います。 しかし ある人はこう思うかもしれませんね。「そうか あの苦しかったことはこういうことを教わる、理解できる為に、必要だったのだ。ああいうことがなかったら、自分は今頃 もっとおかしな方向に行っていたかもしれない」と。
そして、こういう人もいるでしょう。「なぜ 自分はこんなに苦しまなければいけないのだと思っていたが、そうか自分にとって、最善の状態になるには今この起きていることが必要なんだ。よし頑張ってみよう」と。
例えば、家族において、関係がとても悪化した状態になったとき、この状態を家族がバラバラになるきっかけにするのか よりよい家族を再び築いていくきっかけにするか 道は大きく別れますよね。苦しさを乗り越えた後にできた絆はとても強いものですよね。 この言葉は人から言われて受け入れられるものでなく、自分自身が自ら体験して実感する言葉ではないでしょうか。
苦しまれていらっしゃる多くの方がこういう気持ちで前向きに生きていけて、そしていつの日かに「そうか こういうことになる為にあの苦しみがあったのだ」と思えたら、本当に素晴らしいことですよね。
わたしは幸いにもこれまで人生でそれほど大きな試練を味うことなく過ごせて来れました。ですので、これまで多くの方の苦しい体験、心境を聴かせくとき、とても苦しくなりますが、どこまでそのお気持ちを理解しているか不安になることがあります。わざわざ助けを求めてきて頂いたのに、自分はどこまでその叫び声に応え、有効な支援ができるか自問しながらいつも緊張してしまいます。相談に来られる方に必要とされるご支援は様々でありますので、自分の全神経、全細胞を使って相談者の方の心にしっかり添ってご支援させていただきます。
【H】私は、主に親子、ご夫婦、または、ご家族の面接を行っています。 個人の場合は特に女性のためのカウンセリングとなります。 あなたのご家庭、学校、職場、そして地域社会での煩雑な人間関係から生まれるさまざまな問題の解決を全力で支援します。 夫婦関係、親子関係でのお悩みやお子様の癖や不登校などの問題、職場の上司や同 僚のこと、また、ご自身のうつ状態や漠然とした不安等についてのご相談をお受けいたします。 もちろん、離婚、自立、自己啓発というようなテーマに対しましても全力で対処させ ていただきます。
カウンセリング中にあなたのお話を聴きながらも、時にはこちらからお聞きする場合もございます。それは尋問ではございませんので、流れの中でお答えしたり、無視したりしてくださ い。 この対話のやりとりの中で、解決のヒントにきずかれることもあります。 また、何かヒントがつかめないときでも、カウンセラーに話を聴いてもらうことによ り、あなた様の中に何かゆったりとした、安らぎのようなものが感じられます。 これは、話すという行為によって、心の奥底に鬱積していたどろどろとした重たいも のが吐き出されるからです。
そこから、新たなエネルギーが湧いてきて、問題の解決に向けて、希望と目標をもちながら一歩前進できるようになります。 要するに、カウンセリングはあなたがすでにお持ちの潜在的能力を少しずつ引き出しながら、 問題解決へ勇気をもって歩まれるように最後まで寄り添ってゆく作業だと考えております。 まずは、お気軽にお尋ねくださいませ。
【I】最近、折に触れて“心”が取り上げられることが多くなってきました。“カウンセリング”“心理療法”といった言葉を耳にする機会も増えていると思います。
しかし「そこで何をするのか?」と聞かれると、漠然としたイメージしか浮かばないかもしれません。また、臨床心理士の存在は知っていても、自分とは縁がないと考えている方も多いようです。
心理療法とは?臨床心理士とは?
これは、一言では答えられない質問です。なぜなら心理療法には、精神分析的心理療法、認知行動療法、家族療法等々、数多くの療法があって、それによって面接方法や面接期間、心理士と心理療法を受けに来た方(クライエント)との関わり方などが大きく異なってくるからです。
また、一般的には“(心理療法を受けて)話せば楽になる”と思われているようです。しかし、カウンセリングや心理療法を受けることは、必ずしも心を軽くするだけではありません。心理療法を受ける中で、それまで気づき得なかった自分の内面に目が向くことで、一時的にマイナスの感情を生じる場合もあります。このように、“自分のことを自由に話す”ことは、スッキリする反面、苦痛を伴う作業でもあります。 (ただし私は、悩みや苦しみを感じることそれ自体が問題なのではなく、そういった感情に気づかなかったり、一人で抱え込んだりすることが問題なのだと考えています。)
このように、case by caseとも言える心理療法ですが、どんな方法を用いたとしても、クライエントと対峙する臨床心理士には共通の理念があると思っています。それは、どんな時にもクライエントの支えとなり、寄り添う姿勢です。
たとえばあなたが、窓もなく分厚い壁に囲まれた、だだっ広い真っ暗な空間にいるとします。あまりにも暗く、自分の姿すら見えない状況です。想像しただけでも不安で恐怖を感じるかもしれません。
そこに、ほんの微かな明かりが灯ったとしたらどうでしょう? 光が近くにあれば、多少なりとも自分の指先が見え、足元が見えるでしょう。また、遠くに光があれば自分の進む方向の目印にもできるでしょう。
暗闇の中の仄かな明かりは、それまで見えなかった自分の姿を現し、出口までの道標にもなりえます。何よりも、あなたに大きな安心感をもたらすのではないでしょうか。
私は、そんな仄かな明かりのような臨床心理士でありたいと思っています。
カウンセラーというものは、人によっては人生で全く関わることのない特殊な役割です。身近に関わったことがなければ、「心を見透かされるのか?なんだか恐ろしい」「うさんくさい」と感じる人もいるかもしれません。けれど、カウンセラーはただの人ですから、もちろん心を見透かすことはできません。これまでの先達の言葉で、「カウンセラーは人の心がわかっているのではなく、『人の心は本当にわからない』ということがわかっているのだ」というものがありました。私はそれにとても感銘を受けたのを覚えていますし、また「人の心はわからない」というだけでなく、「人は自分自身の心もよくわからないものだ」ということも示しているのだと思います。
クライエントさんの本当に望むもの、妥協できるライン、本当は嫌だったもの、大事にしたいことなどは千差万別で、理屈が通らなかったり、常識とかけ離れていたりすることはよくあります。ですから、大概はそれを無意識に閉じ込めてなんとか環境に適応しようとがんばります。しかしそういった思いにもエネルギーがありますので、だんだんと歪んだ形で噴出し、苦しくなったり、適応が難しくなったりすることが多いです。ですからカウンセリングでは、そういった理屈や常識に阻まれず、自由に感じて、自由に考えることをしていただき、その方が一番楽に、気持ちよく息ができ、かつ納得して生きられる状態を共に探っていくことを目指しています (ベースの技法としては、精神分析的心理療法になります) 。
例えて言えば、私の中では、マラソン走者とその伴走者というイメージがあります。マラソンを走者の代わりに走ってあげることはできませんが、一緒に最後まで走りながら、手助けをしたり、励ましたりすることができます。一人では頑張れないと思うことも、誰かが一緒にいると思うことが支えになり、チャレンジできることもあると思います。私はそういったセッションができるように、日々心掛けてカウンセリングを行っています。
カウンセラーⅡ
私は高校生の頃、不登校になりました。学校に行けない自分に価値はないと思っていました。
そんな中、私の気持ちを否定せず聞いてくれる友達がいて、救われる思いがしました。それが今の私に繋がっています。社会人になっても色んな出来事がありましたが、その都度、人間関係で傷つくこともありましたが、人によって癒されることも実感してきました。
私は、精神科や企業内で相談業務に長く従事してきました。
一人でつらい気持ちを抱えていると、体調にも影響し、心身の健康を崩してしまうことにも多く遭遇してきました。
相談者様ご自身の心身の健康を守るために、早めに安心して自分の気持ちを話していただくことをおすすめします。
話す効果として、自分の気持ちを外に出してみることで、自分の状況が客観的に見れて、少しずつ現状を受け入れ、自分が何をしたらいいか、何ができるかなど、すこしずつ霧がはれるように見えてくるのでは、と思っています。
自分の状況や気持ちが見えてくる中で、今まで見えてなかったことが見えてきて、辛い思いもするかも知れません。その時には、相談者様の問題を乗り越えられるように、精一杯サポートさせていただきたいと思います。
体にコリを感じたり疲れたりした時に、マッサージや整体に行って身体がはほぐれるように、心が詰まった時に、ぜひ気持ちを話しに来ていただけると、心も少しリラックスできるのではないかと思います。
心のメンテナンスに、カウンセリングを利用していただき、健康で過ごせるようお手伝いしたいと思います。
日々の生活のこと、職場のこと、なかなか身近な人には言えない中で頑張っている方が多くいらっしゃると思います。
一人で抱えず今の気持ちや状況を話していただきたいと思います。相談者様の気持ちや状況を丁寧にうかがい、相談者様の気持ちに寄り添い、状況の改善に向けて精一杯サポートさせていただきます。ご相談お待ちしています。
カウンセラーⅢ
私はこれまで精神科病院で常勤心理士として長年勤務し、またその傍ら私設心理相談室や、スクールカウンセラーとして中学高校にも勤務し、さまざまな年齢層の数多くの方にお会いしてきました。
私がこの仕事をはじめるにあたって、またこれからもこの仕事をしていこうと考えるにあたって、かけがえのない体験があります。どんな臨床場面でも私が寄って立つ考え方は精神分析ですが、この精神分析をおしえてくださった大学の先生との出会いです。
その先生は精神分析家でした。先生の授業を受ける前の私は、精神分析は20世紀前半の遺産でありそれ自体はすでに過去のもの、言ってしまえば廃れたもの、死んだものだと漠然と思っていました。ところが、そのイメージは先生の授業でガラッと変わりました。まず、精神分析家が現代の日本にもいて、実際患者さんと会い、「精神分析」という営みが今日でも行われていることが驚きでした。
しかし何より先生の語り方、先生の在り様がものすごいインパクトでした。先生は単に知識をしゃべっているのではなく、私たちの前でものを考え、もの思い、それをその場でご自身の言葉で語っていました。嘘偽りのない、あるいはひとの考えを自分の考えかのように語るのではない、ほんとうに先生が感じ、考えることを語っていました。私はそんな先生の語りに毎回引き込まれました。先生は真正面から真摯に「精神分析」や、「授業」や、私たちと向き合っていて、“この先生には誤魔化しは効かない”というような緊張感すら抱きました。
ある時、先生が「解釈」について語っていたときだったと思います(精神分析の「解釈」とは分析家が患者さんのこころについて理解したことを患者さんに伝えることです)。患者さんがある解釈に直接反応するかはさほど問題ではなく、解釈が意味をなしたときというのは、その後に患者さんが「動く」のだ、と先生がおっしゃいました。その時の私にはその「動く」がどんなことなのかピンとこず、一体どういうことなのだろうと思いました。しかし先生が精神分析の実践に確かな手ごたえを感じている、その意味で精神分析というものを信頼している、信じている、そのことははっきりと感じられました。精神分析は現代でも確かに生きているのだ。驚きとともにそう感じました。そして私はその「動く」がどんなことなのか、そこでは一体何が起きるのか、「精神分析」という営みの何が先生にそのような確かな手ごたえを抱かせているのかが知りたくなりました。
その後、私は心理士として多くの方と会うようになりました。そして、ときに精神分析的心理療法を行うなかで、先生がおっしゃっていた「動く」とはこういうことなのかと体験的に知ったり、また心理療法を受けている方が少しずつ、しかし確実に変わっていくことを体験したりしています。精神分析というものを私も、「信頼する」ようになってきているように思います。
私の専門領域は精神分析的心理療法です。精神分析的心理療法とは、フロイト(S. Freud)によって創始された精神分析の考え方に基づくこころの理解と治療のための方法です。「精神分析」というと、セラピストがクライエントのこころを一方的に分析するというようなイメージが浮かぶかもしれませんが、実際はクライエントが自分のこころに向き合い、こころに浮かぶことを自由に話していく作業にセラピストが同行し、こころの中で起きていることについて一緒に理解を深めていくというイメージの方が近いように思います。
私は最初の面接でお話をうかがった際に、精神分析的心理療法に限らず何らかの心理療法を行っていくことがお役に立つかもしれないと判断したときには、3回ほどのアセスメント面接をご提案しています。これは、今お困りのこと、今のこころの状態だけでなく、今に至るまでの経緯、更にはこれまでの人生をどのように生きてこられたのかを振り返る作業を一緒に行い、悩まれていることのテーマをより明確にするための面接です。アセスメント面接の機会をもち、ご自身の今とこれまでを改めて振り返り、ご自身が何に悩まれているかが少し明確になると、それだけで気持ちが落ち着いてそこで終結になる場合もあります。 一方、今後も継続して精神分析的心理療法やその他の心理療法を行っていくことがお役に立つだろうと考えられた場合、ご相談の上、治療の枠組みについての約束を交わして、実際に治療をはじめていくことになります。
人は生きていく中で知らず知らずのうちにさまざまな無意識に縛られていることがあります。精神分析的心理療法では、自分を縛る見えないものがいったい何なのかを、主にセラピストとのあいだに生じる気持ちを通して体験的に理解していきます。すると、今まで以上に自分の気持ちの動きや行動を理解できるようになり、自分の気持ちを自分で抱えていけるようになります。やがて、不安が和らいだり症状が改善したりするだけでなく、人間関係や社会との関わりが安定したものへと変化していくことが期待されます。こうした治療にはある程度の時間と労力が必要ですが、セラピストとともにひと山越えた体験は、人生の中で唯一無二のものとなるでしょう。
しかしすべての方がこうした治療を望んで来室されるとは思いません。初回面接やアセスメント面接の中で、その方が何を求めていらしているのか、どんな面接を期待されているのかも検討し、それに応じた面接、心理療法をご提案すべきだと考えています。そのために、各種認知行動療法や心理教育、支持的療法等についての研修も重ねてきました。まずはどんな風にお役に立てるかを一緒に考えさせていただけたらと思います。
カウンセラーⅣ
私がカウンセリングを学び始めたのは、職場や仕事にまつわる心の不調に対して、何か自分に出来ることがないだろうかと思ったことがきっかけでした。
社会人にとって、仕事は生活の中で多くの時間を占めるものの代表であり、また経済的な糧をはじめ、やりがいや社会との結びつき等、多くを与えてくれるものであるかと思います。このことは、職場や仕事でのトラブルが生じれば、広い範囲の悩みにつながる可能性があるということでもあります。
厚生労働省の平成30年労働安全衛生調査によると、現在の仕事や職業生活に関することで、強いストレスを感じている労働者の割合は58.0%でした。働く人の多くがストレスを感じながら生活していることがうかがえます。
休職中の方からは、「不調になるまで、自分の心身の状態を見つめる時間を持たなかった」とのお話を伺うことがあります。不調の種を抱えていても、なかなかそこへ目を向ける機会を持つことが難しい事情があるのかもしれません。
昨今は便利なもので、インターネットを使えば電車の乗り換えやお店の待ち時間など、無駄な時間を省くことが出来るようになりました。その一方で、何かゆとりがない、余白がない息苦しさのようなものもあり、町中で何気なく足を止めることも少なくなったように感じます。世の中のスピードが速くなり、おかげで物理的にも精神的にも「遠く」へ行けるようにはなりましたが、道中に何があったかは見逃しがちになってしまった気もいたします。
また、色々な情報が手軽に入手できるようになった反面、現在は消化しきれないほど多くの情報であふれています。情報は一般的、客観的な知識を増やしてくれますが、自分が何に困っていて何を求めているかなどについては教えてくれません。 何かしらの問題が起きた時というのは、それまでの生き方に無理が生じているといったことが多くあります。より良い人生を送るために、何かしらの変化が必要とされているタイミングなのかもしれません。そんな時には、少し立ち止まって自分自身を振り返り、新しい生き方を探していくこともあるかと思います。カウンセリングの場では、そのような営みのお手伝いが出来たらと考えております。
心の不調が回復していくなかで、人との関わりが大きな役割を果たすことがあります。「人薬」とは、そのような人との交流による効果を意味するものとして使われています。
私は当事者グループの参加者へのインタビューを通して、心の不調を抱える方がどのように就職・再就職していくのか、そのプロセスについて研究を行ったことがあります。そこからは、心の不調が就労の足枷となること、また将来の展望を持ちにくくさせることがうかがえました。心の不調にまつわる仕事・生活上での失敗が就労への抵抗感を生み、一般的な就職活動の不安だけでなく、就職後ことの事を想像した不安が重荷になるようでした。また、思うように生活ができないことから、活動範囲が制限され、人間関係が希薄となり、理想と現実の差も生じて焦りや不安が高まるということもうかがえました。しかし、グループに参加することで人と関わり、経験が広がりや心の拠り所が得られ、やがて就労していくというプロセスがインタビューから整理されました。継続してグループに参加することで、グループの中で役割が得られたということも後押しとなっているようでした。
数年の間、当事者グループの活動を見せていただきましたが、参加者の方がお互いに支えあいながら、自身の不調と向き合い、新たな一歩を踏み出す姿を目にすることが多くありました。「人薬」の効果を実際に見るという、貴重な体験をさせていただきました。
そのような経験もあり、現在は復職支援のためのグループ活動も行っています。低強度認知行動療法的アプローチを学び、グループ活動では認知行動療法をベースとした関わりを実施しております。
その他は、新規採用職員への予防セミナー・心理相談や、中学、高校でのスクールカウンセラーなどをしております。新規採用職員からの相談を通して、学生から社会人という人生の過渡期における支援の重要性を感じ、キャリアの観点からもサポートが行えるようキャリアコンサルタントの資格を得ました。中学生には箱庭療法や芸術療法といった言葉以外の関わりも行っております。
【A】人は生きている限り悩みや問題に必ず直面します。
もちろん、誰でもそのことはわかっています。しかし、今現在、自分では解決できない悩みや問題をかかえている人は、きっと、【私だけが、自分だけが、どうしてこんなにつらい、惨めな、悲しい目にあわなければいけないのでしょう。】と思いますよね。思い切って病院の門をくぐったら、【うつ病です、神経症です、、、】と診断されて薬を処方されて帰路についたはずです。これで問題が解決できる場合もございますが、そうでない場合もございます。
人の悩みや問題は多種多様です。人間関係ひとつとっても親子関係、夫婦関係、姑嫁の関係、異性関係、職場の人間関係、他には性の問題、育児ノイローゼ、老人問題、職務の関係等あげていけばきりがございません。人は生きていく以上はこれらの問題をひとつひとつ乗り越えてゆかねばなりません。誰しも【大変だなー、できれば避けて通れないものか】と考えたくなります。でも、私たちは一人で生きているのではありません。同じ人間が状況や時によっては強くもなり、また弱くもなります。人は支えながら生きていくのですから、調子が悪いときはあなたの苦しい胸の内を誰かに吐露してもいいのです。
壁のような、あるいは山のようにも感じられた悩みが解決したときの喜びははかり知れません。また、そこには単なる喜びのみならず、気がつかないうちに、あなたは大きく人間的に成長しているのです。
さて、近年の心理学ブームという状況の中で注意しなければならないことは、あまりにも情報が氾濫しすぎているということです。カウンセリングや心理療法は理論が先にあるものではございません。学派、流派という色めがねで人間をみつめては本質がつかめない場合があります。実は、悩みや問題の解決能力は、人は誰しもがみな本来持ち合わせているのです。その能力を引き出すお手伝いをさせていただくのがカウンセラーの役目であると思っています。これは15年間に及ぶ企業のカウンセラーを勤めさせていただいた体験からも確信を持って言えます。
私はあなたの抱えているお悩みに、つまり、あなた御自身に最後までおつきあいさせていただくことをお約束いたします。
【B】「心の悩み」や「心の病(やまい)」と聞くと、私たちはつい自分とは関係が無く特別な人がかかるものだと思いがちです。しかし、落ち着いて見てみますと、必ずしもそうではないかもしれません。今の世の中は、ありとあらゆるところにストレッサーと呼ばれるストレスを生み出す原因が横たわっています。それは例えば、学校や職場においては人間関係の軋轢(あつれき)であったり、家庭においては夫婦間の様々な問題や子供との関係かもしれません。
また「心の悩み」や「心の病」の背景には、それまで経験してきた様々な出来事が原因である場合もありますし、性格や生まれ持った気質が関係している場合もあります。カウンセリングでは、じっくりとお話を伺いながら、様々な視点に基づき問題の原因を明らかにし、その解決をはかります。
著名な心理学者であり、精神分析医のユング(C.G.Jung)は「人間の心とは本来、煮えたぎった器のようなモノである」と言いました。つまり、本来人間の心は、煮えたぎった器のように不安定なモノであり、「心の病」は本人にとって必ずしもすぐに治すべき悪いモノとは言えず、その病の意味を受け止め乗り越えていくことで、心の病は、更なる自己の成長を遂げるきっかけにもなりえます。ただしそこには、今までは感じられなかった、あるいは感じることを避けていた、本来の自分の気持ちや感情に向き合う勇気も少なからず必要です。カウンセリングとは本来、自分の本当の気持ちに向き合い、それを自分自身が受け入れていく辛い作業でもあります。しかし、自分の本当の自然な気持ちを感じられた時、きっと「本来の自然な自分」を取り戻されて、心の健康を回復されるはずです。
皆様が歩まれる回復あるいは成長への道のりを、私は全力で手伝わせていただきます。 心よりご来所お待ちしております。
【C】私は17年間にわたり看護師として医療の世界を駆け抜けてきました。毎日の臨床の現場は白衣の天使というイメージとは程遠く、戦場の修羅場のような病棟もございました。病院スタッフのチーム医療が功を奏して重病を克服された患者様にも数多く出会えましたし、また、懸命の治療も及ばずに、無力感に沈んでしまったこともございます。
患者様、ご家族、そして私共医療スタッフの織り成す、厳粛な中にも喜怒哀楽のメリハリのある、生死の人間ドラマを数多く垣間見させていただきました。
看護師には看護技術と看護精神のどちらも必要ではありますが、私は、患者様を通してだんだんと、家族愛、葛藤、生死観、人生観について深く考えるようになり、もっと人間について、人間の心について学ぼうと決意して、臨床心理学の世界へ踏みだしました。私の場合は幸運にも自己流の勉強と並行して、すぐに実践の機会を与えていただきました。その後、年齢等を考えて一度は躊躇しましたが、今までの実践と勉強をまとめる意味で、大学そして大学院に入学して臨床心理学を体系的に学び直しました。
私は、相談に来られた方に対しましては、【私は、この方にどんな援助ができるのだろう。何をさせていただけるのであろう。】と、常に自分に問いかけながら、深く自分を見つめ直すことを心がけています。そして、相談者の話から、つらく悲しいお気持ちを全身で受け止めさせていただきます。聴いている私も落ち込んでしまいそうなときもあるのですが、私のハートが共鳴しなくて、どうして傾聴などといえま しょう。
私が実践してきました技法は自立訓練法とコラージュを中心とする芸術表現療法です。現在は、女性の更年期症状に自律訓練法を導入する研究をすすめております。どうぞ、よろしくお願いいたします。
【D】現代はストレス社会などと言われますが,ストレスから心身の不調をきたす人々が増えています。また,トラウマと呼ばれる過去に受けた心の傷が残り,様々な心身の悩みを抱えて生きている人々も少なくありません。「心身」と書きましたが,心身一如と言われるように心と身体の間には深いつながりがあり,心の問題が身体に表れることもありますし,その逆もあります。カウンセリングを受けて,心だけでなく身体の症状までも軽くなる方も少なくありません。 東洋医学では本来,心と身体をあまり分けて考えませんし,私はカウンセリングにも同様のことがいえると考えているので,身体の感覚や症状を取り上げてカウンセリングを行うこともあります。
人間には,自然治癒力というものが備わっており,本来誰でも「治る力」をもっています。これは心と身体の両方を意味します。心身が悲鳴を上げているのに,頭(意識)がそれを抑えつけて無理な活動を続けてしまい,「治る力」を発揮できず心身がSOSを発しているのが心身に表れる症状だといえます。 それは,心身が全体のバランスを失ってしまい,「治る力」が一時的に弱ってしまった状態です。私は,カウンセリングを通してお会いする方一人ひとりの心身のバランスを取り戻し,別の意味では,意識と無意識のバランスを取り戻していくお手伝いができればと願っています。
その時に表れる症状には,その時に必要な何らかの意味があり,無意識に押し込めてきたもう一人の自分からのメッセージが含まれていると考えられます。
そのメッセージをカウンセリングに訪れる方と一緒に読み解いていき,症状を改善するだけでなく,それをきっかけにより素晴らしい人生を生きるヒントを得るお手伝いができるなら,これ以上の喜びはありません。症状というマイナスのエネルギーに悩まされた分,カウンセリングを終えるときには,プラスの方向にそのエネルギーを向けられるはずだと信じています。このようなカウンセリングが私の目指すところですし,カウンセリングに訪れた方が,悩みや症状を解消するだけでなく,その過程で何かを得られていくようにサポートするのが臨床心理士としての私の役割だと思っています。
今までの対処法ではどうにもならず,あなたがカウンセリングを受けようと思った時こそ,あなたの「治る力」が残った力を振り絞ってSOSを発している時です。そのSOSを大切に受け止めて,マイナスのエネルギーをプラスに転換するチャンスにしていきましょう。
【E】カウンセラーの岩本和也と申します。この10年間、問題解決のため、クライエント及びそのご家族、上司、友人の方々と真正面から向き合ってまいりました。
ストレス過多、鬱(うつ)病、不安、緊張、パニック、依存症、摂食障害、リストカット、不登校、 ひきこもり等のお悩みの問題や症状について、そうなってしまう固有の心の仕組みと、 それに関するストレスを分析しながら進めます。 そしてクライアント様ご自身の気づきや気持ちを一番大切にしながらも、傾聴中心でクライエントの内面の成長をひたすら待つ、というカウンセリングではなく、改善の為にカウンセラーと共に考え、その方に合った対処法を見い出していけるようなコンサルティング的要素を持ったカウンセリングをしています。
ご来談のときは、宜しければ、ご家族や同僚、友人のご同席をお願いいたします。ご家族やパートナーと同伴で受けていただけます。 その際、同伴者の方にも本人に合った支援の仕方等がわかってきます。 もちろん同伴者分の別料金はいただいておりません。
ひきこもり等、ご本人が来られる状態にない場合、その方を支援する家族の方々だけでもお受けいたします。ご家族のつらさを真摯に受け止めながら、今後、周囲の方が取るべきより良い支援の仕方を話し合い、また、提案させていただきます。
私は飯田橋の駅前相談室を中心に活動していますが、都内、埼玉、こちらよりお伺いすることも可能でございます。
【F】目の前の相手を変えたい、と思っている人がいます。 自分を変えたい、と願う人もいます。
でも、あせる気持ちとうらはらに、人間なかなか思うようには変わりません。 そうかと思うと、頑固だったあの人が、自分が、あるとき驚くほど変わっていることがあります。 長い目で見ればそれは成長という言葉に一くくりにされてしまうかもしれません。 人は変えたいと思ってもなかなか変わらないけれど、少しずつ小さな変化を重ねながら毎日を過ごしてもいるのです。
カウンセリングは、人に変化を起こす試みです。 誰もが本来持っている「よいほうに変化する力」をその人の中から見つけて、変わっていく過程をすぐそばで支え援助する、そんな役割だと思っています。
認知行動療法では、「自分をよいほうに変える力を阻むもの」を特定することができます。 それは、思い込みや誤解、拡大解釈、固定概念といったことから生まれるネガティブな感情です。 特に、心が元気をなくしているとき、こういうよくない感情から逃れて、建設的な考えや生産的な行動をとれるよう自分一人で立て直すことは難しくなります。
「もっとこうなりない!」と願っていながら、あなたがなかなか変われないとしたら、自分の中の何かに邪魔されているのです。 そこであきらめてほしくないと、私は思います。
あなたは、変われます。
もっと自分を幸せにしてあげることができるのです。 自分を信じてください。私は、あなたを信じています。
認知行動療法は、うつ病やパニックなどにも効果が認められていますが、健康な人の「行動・思考パターンの修正」にも力を発揮します。 たとえば、人間関係がうまくいかない、恋愛や結婚生活のお悩みなどもご相談ください。
また、キャリアや適職、進路、ライフワークバランスといった「どのように生きていきたいか」といった人生の相談も私の専門領域です。
あなたとお会いできることを楽しみにしています。
【G】すべてのことは最善のことが起きる為に生じている
この言葉は私のある一人のクライアントの方から教えてもらった言葉です。様々なことに苦しまれてきたそのクライアントがあるカウンセラーの講習会で聞かされて以来、ずっと励まされてきた言葉でもあります。
みなさんはこの言葉を聞いてどう思われるのでしょうか。いろいろな受け止め方があると思います。
例えば、「そんなうまい具合に考えられない。今この苦しく、逃げたくなるような状況が最善のことが起きるために、生じているなんてとても思えない」と感じる人もいると思います。 しかし ある人はこう思うかもしれませんね。「そうか あの苦しかったことはこういうことを教わる、理解できる為に、必要だったのだ。ああいうことがなかったら、自分は今頃 もっとおかしな方向に行っていたかもしれない」と。
そして、こういう人もいるでしょう。「なぜ 自分はこんなに苦しまなければいけないのだと思っていたが、そうか自分にとって、最善の状態になるには今この起きていることが必要なんだ。よし頑張ってみよう」と。
例えば、家族において、関係がとても悪化した状態になったとき、この状態を家族がバラバラになるきっかけにするのか よりよい家族を再び築いていくきっかけにするか 道は大きく別れますよね。苦しさを乗り越えた後にできた絆はとても強いものですよね。 この言葉は人から言われて受け入れられるものでなく、自分自身が自ら体験して実感する言葉ではないでしょうか。
苦しまれていらっしゃる多くの方がこういう気持ちで前向きに生きていけて、そしていつの日かに「そうか こういうことになる為にあの苦しみがあったのだ」と思えたら、本当に素晴らしいことですよね。
わたしは幸いにもこれまで人生でそれほど大きな試練を味うことなく過ごせて来れました。ですので、これまで多くの方の苦しい体験、心境を聴かせくとき、とても苦しくなりますが、どこまでそのお気持ちを理解しているか不安になることがあります。わざわざ助けを求めてきて頂いたのに、自分はどこまでその叫び声に応え、有効な支援ができるか自問しながらいつも緊張してしまいます。相談に来られる方に必要とされるご支援は様々でありますので、自分の全神経、全細胞を使って相談者の方の心にしっかり添ってご支援させていただきます。
【H】私は、主に親子、ご夫婦、または、ご家族の面接を行っています。 個人の場合は特に女性のためのカウンセリングとなります。 あなたのご家庭、学校、職場、そして地域社会での煩雑な人間関係から生まれるさまざまな問題の解決を全力で支援します。 夫婦関係、親子関係でのお悩みやお子様の癖や不登校などの問題、職場の上司や同 僚のこと、また、ご自身のうつ状態や漠然とした不安等についてのご相談をお受けいたします。 もちろん、離婚、自立、自己啓発というようなテーマに対しましても全力で対処させ ていただきます。
カウンセリング中にあなたのお話を聴きながらも、時にはこちらからお聞きする場合もございます。それは尋問ではございませんので、流れの中でお答えしたり、無視したりしてくださ い。 この対話のやりとりの中で、解決のヒントにきずかれることもあります。 また、何かヒントがつかめないときでも、カウンセラーに話を聴いてもらうことによ り、あなた様の中に何かゆったりとした、安らぎのようなものが感じられます。 これは、話すという行為によって、心の奥底に鬱積していたどろどろとした重たいも のが吐き出されるからです。
そこから、新たなエネルギーが湧いてきて、問題の解決に向けて、希望と目標をもちながら一歩前進できるようになります。 要するに、カウンセリングはあなたがすでにお持ちの潜在的能力を少しずつ引き出しながら、 問題解決へ勇気をもって歩まれるように最後まで寄り添ってゆく作業だと考えております。 まずは、お気軽にお尋ねくださいませ。
【I】最近、折に触れて“心”が取り上げられることが多くなってきました。“カウンセリング”“心理療法”といった言葉を耳にする機会も増えていると思います。
しかし「そこで何をするのか?」と聞かれると、漠然としたイメージしか浮かばないかもしれません。また、臨床心理士の存在は知っていても、自分とは縁がないと考えている方も多いようです。
心理療法とは?臨床心理士とは?
これは、一言では答えられない質問です。なぜなら心理療法には、精神分析的心理療法、認知行動療法、家族療法等々、数多くの療法があって、それによって面接方法や面接期間、心理士と心理療法を受けに来た方(クライエント)との関わり方などが大きく異なってくるからです。
また、一般的には“(心理療法を受けて)話せば楽になる”と思われているようです。しかし、カウンセリングや心理療法を受けることは、必ずしも心を軽くするだけではありません。心理療法を受ける中で、それまで気づき得なかった自分の内面に目が向くことで、一時的にマイナスの感情を生じる場合もあります。このように、“自分のことを自由に話す”ことは、スッキリする反面、苦痛を伴う作業でもあります。 (ただし私は、悩みや苦しみを感じることそれ自体が問題なのではなく、そういった感情に気づかなかったり、一人で抱え込んだりすることが問題なのだと考えています。)
このように、case by caseとも言える心理療法ですが、どんな方法を用いたとしても、クライエントと対峙する臨床心理士には共通の理念があると思っています。それは、どんな時にもクライエントの支えとなり、寄り添う姿勢です。
たとえばあなたが、窓もなく分厚い壁に囲まれた、だだっ広い真っ暗な空間にいるとします。あまりにも暗く、自分の姿すら見えない状況です。想像しただけでも不安で恐怖を感じるかもしれません。
そこに、ほんの微かな明かりが灯ったとしたらどうでしょう? 光が近くにあれば、多少なりとも自分の指先が見え、足元が見えるでしょう。また、遠くに光があれば自分の進む方向の目印にもできるでしょう。
暗闇の中の仄かな明かりは、それまで見えなかった自分の姿を現し、出口までの道標にもなりえます。何よりも、あなたに大きな安心感をもたらすのではないでしょうか。
私は、そんな仄かな明かりのような臨床心理士でありたいと思っています。
専門領域の紹介
準備中です。